留学生就職促進教育プログラム認定制度は、外国人留学生に対する「日本語教育」「キャリア教育(日本企業論等)」「インターンシップ」を一体として提供する質の高い教育プログラム。プログラム修了者が就職活動において各大学が発行する修了証明書を提示することにより、外国人留学生の国内企業等への就職を一層促進することを目的として、文部科学省が認定を行う。
申請できる機関は、外国人留学生が在籍する国公私立大学・短期大学。教育プログラムは、日本国内での就職を希望する外国人留学生を対象として「日本語教育」「キャリア教育(日本企業論等)」「インターンシップ」を一体として履修するものであること。また、一部の科目履修にとどまらず体系的に履修でき、かつ科目内容に応じて、正規課程として単位認定することが望ましい。
履修期間は概ね1~2年程度を想定。あらかじめ、外国人留学生に年次進行を含めた教育プログラム全体の履修モデルを示しておくこと。また、外国人留学生の国内企業等への定着に向け、履修者の留学生が就職活動を開始する前までに、教育プログラムを修了させ、修了証明書を交付しなければならない。
インターンシップは、事前・事後指導を含めて1か月程度の期間を確保し、国内企業等における経験日数の合計が2週間程度以上となるもの。その他、在学中や就職した外国人留学生に対してのフォローアップ体制(企業への内定後や大学等卒業後の調査協力・メンター等が相談を受ける等)が構築されている等の工夫があることが望ましい。
申請方法は、文部科学省Webサイトに掲載の「様式」をダウンロードし、必要事項を記入のうえ、文部科学省までメールで提出する。審査会で認定されたプログラムについては、文部科学省Webサイトに公表する。詳細は、Webサイトに掲載している実施要項等で確認できる。
◆留学生就職促進教育プログラム認定制度
公募期間:2022年6月30日(木)~8月22日(月)
申請方法:様式に必要事項を記入し、文部科学省までメールで提出
審査結果:2022年10月(予定)通知