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園支援システム+バスキャッチ…業務ICT化の導入事例紹介

 VISHは2022年5月27日、運営するICTツール「園支援システム+バスキャッチ」を導入した認定こども園 マリアこども園(長野県須坂市)の導入事例インタビューをWebサイトに公開した。導入経緯や導入後の変化等、ICT化を検討する園の参考になる事例が掲載されている。

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マリアこども園の導入事例公開
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 VISHは2022年5月27日、運営するICTツール「園支援システム+バスキャッチ」を導入した聖母マリア学園 認定こども園 マリアこども園(長野県須坂市)の導入事例インタビューをWebサイトに公開した。導入経緯や導入後の変化等、ICT化を検討する園の参考になる事例が掲載されている。

 「園支援システム+バスキャッチ」は、2010年にリリースされた幼稚園・保育園・認定こども園の園業務負担軽減を支援するICTツール。園バス運行情報、園児管理を中心に、保護者の連絡手段のデジタル化、教職員の働き方改革に寄与する低価格なクラウドサービスとして展開している。2022年5月1日時点で、利用園は全国2,000以上にのぼる。

 今回、「園支援システム+バスキャッチ」を導入した長野県・マリアこども園の事例インタビューをWebサイトに公開。マリアこども園では、2000年ごろと早期からICT化に取り組み、3つのシステムを組み合わせて園の管理業務を行っていたが、複数のシステムを組み合わせて管理することに限界を感じていた。一元管理できるシステムを模索する中、他のシステムを導入しようとしたが、代理店経由だったことでコミュニケーションがうまく取れず失敗に終わった経緯もあるという。

 そうした経験をもつマリアこども園の安藤誠園長は、「園支援システム+バスキャッチ」が代理店経由ではなく開発している会社と直接話ができ、社内に技術者がいることで要望がダイレクトに迅速に反映される点を評価。システム基盤がAmazon Web Services(AWSクラウド)で構築されている点も、システムに対する信頼感と安心感につながっていると話す。

 「園支援システム+バスキャッチ」を導入したことで、それまで園児のカバンを経由して紙ベース、手書きでやりとりしていた「連絡帳」や保護者会の出欠等「アンケート」のICT化を実現。情報を園全体で共有できるようになったことで、“保護者と担任のコミュニケーション”から“保護者と園のコミュニケーション”へと変化し、担任の事務負担が大きく軽減され、担任が園児たちと向きあう時間が確保できるようになったという。

 Webサイトでは、他園の導入事例やインタビューも掲載。さまざまなケーススタディを見ることができる。
《畑山望》

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