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AI型教材Qubena、宮崎県都城市で正式採用

 COMPASSは2022年5月17日、AI型教材「Qubena(キュビナ)」が宮崎県都城市で正式採用され、2022年4月より全市立小中学校56校(小学3年生~中学3年生)の約1万1,000人で利用開始したことを発表した。

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AI型教材「Qubena(キュビナ)」宮崎県都城市で正式採用
  • AI型教材「Qubena(キュビナ)」宮崎県都城市で正式採用
 COMPASSは2022年5月17日、AI型教材「Qubena(キュビナ)」が宮崎県都城市で正式採用され、2022年4月より全市立小中学校56校(小学3年生~中学3年生)の約1万1,000人で利用開始したことを発表した。

 宮崎県都城市では、市の教育施策「都城学校教育ビジョン」において「すぐれた知性をもち心豊かでたくましい、ふるさと都城を愛する人間力あふれた児童生徒の育成」を目標に掲げ、実現に向けた取組みの1つとして1人1台端末環境によるICTを活用した授業が本格的に進められている。クラウドソフトの活用に加え、個別最適な学びの充実による学力向上を図るためドリルソフト導入を検討。今回、AIが子供たちひとりひとりの習熟度にあわせて最適な問題を出題するAI型教材「Qubena」が評価された。

 AI型教材Qubenaは2021年度、小・中学校の5教科対応版をリリース。これまで全国の小中学校1,800校、約50万人で活用され、アダプティブラーニングによる知識・技能の習得を支援している。2018年度以降、3年連続で経済産業省「未来の教室」実証事業に採択。2018年には「第15回日本e-learning大賞 経済産業大臣賞」「グッドデザイン賞」を受賞した。

 宮崎県都城市では、2022年4月から市内全小中学校56校(小学3年生~中学3年生)の約1万1,000人でQubenaの利用を開始。導入にあたり、都城市教育委員会教育長の児玉晴男氏は「個別最適な学習によって、ひとりひとりの基礎固めを図っていきます。さらに、主体的・自律的な学習態度の育成にも大いに貢献すると期待しています。自動採点後の結果を見て、ひとりひとりの子供に対応する教師の姿を思い、働き方改革につながると考えています」とコメントを寄せている。
《川端珠紀》

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