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コロナ休校0.5%、一部閉鎖8.5%…6週間で減少

 文部科学省は2022年3月18日、新型コロナウイルス感染症の影響による臨時休業状況調査の結果を発表した。3月9日時点で、公立学校の臨時休校が0.5%、学年閉鎖と学級閉鎖が8.5%。いずれも前回調査の2月22日時点から減少している。

教育行政 文部科学省
公立学校の臨時休業状況の推移
  • 公立学校の臨時休業状況の推移
  • 新型コロナウイルス感染症の影響による臨時休業状況調査の結果
 文部科学省は2022年3月18日、新型コロナウイルス感染症の影響による臨時休業状況調査の結果を発表した。3月9日時点で、公立学校の臨時休校が0.5%、学年閉鎖と学級閉鎖が8.5%。いずれも前回調査の2月22日時点から減少している。

 文部科学省は、公立の幼稚園と小学校、中学校、高等学校、特別支援学校における「特定の学年・学級の臨時休業を行っている学校」「学校全体の臨時休業を行っている学校」について、2022年3月9日時点の状況を集計した。

 学年・学級閉鎖(特定の学年・学級の臨時休業)を行っている学校は、幼稚園が58校(2.0%・前回比0.4ポイント減)、小学校が2,329校(12.4%・同3.0ポイント減)、中学校が493校(5.4%・同2.2ポイント減)、高等学校が75校(2.1%・同3.0ポイント減)、特別支援学校が74校(6.8%・同3.6ポイント減)、計3,029校(8.5%・同2.6ポイント減)。

 臨時休校(学校全体の臨時休業)を行っている学校は、幼稚園が44校(1.5%・前回比0.2ポイント増)、小学校が86校(0.5%・同0.4ポイント減)、中学校が19校(0.2%・同0.3ポイント減)、高等学校が32校(0.9%・同0.4ポイント増)、特別支援学校が5校(0.5%・同0.3ポイント減)、計186校(0.5%・0.3ポイント減)。1月26日時点からの推移を見ると、1月26日時点で3.1%、2月9日時点で2.0%、2月22日時点で0.8%、3月9日時点で0.5%と減少傾向にある。

 都道府県別でみると、学年・学級閉鎖を行っている学校の割合がもっとも高かったのは埼玉県19.7%(286校)。ついで、福岡県17.1%(210校)、滋賀県15.8%(76校)、奈良県14.3%(64校)、茨城県13.0%(115校)、北海道12.6%(235校)。一方、もっとも低かったのは、高知県0.3%(1校)だった。
《工藤めぐみ》

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