ソニー・グローバルエデュケーションは2022年1月12日、同社が展開する幼児教室ミキハウスキッズパルにおいて、ロボット・プログラミング学習キット「KOOV」を使ったカリキュラム導入に向け、小学館集英社プロダクションと業務提携したことを発表した。 3~6歳向けのカリキュラムを、全国のキッズパル教室の総合教育コース(わくわくクラス・ぐんぐんクラス・きらきらクラス)で、2022年度開講するクラスから順次展開していく。 カリキュラムでは、小学館集英社プロダクションが掲げる「前向きに問題を解決する力」と「人と気持ちのよい関係を築く能力」を育てる教育を中心に、ソニー・グローバルエデュケーションがロボット・プログラミング学習キット「KOOV」と「STEAM教育」のカリキュラム開発で培った創造性を育むための知見を融合。オリジナルの共同開発コンテンツを提供する。 ミキハウスキッズパルプログラミングカリキュラムは、3~4歳児の「わくわくクラス」、4~5歳児の「ぐんぐんクラス」、5~6歳児の「きらきらクラス」向けに、各年齢の発達段階を考慮した専用の課題とワークシートを提供。いずれのクラスでもKOOVブロックとアプリを使用する。 教室では講師のサポートのもと、子供が自ら作品について発表し、質問に答える等、作品を通じた他者とのコミュニケーションをとることで「人と気持ちのよい関係を築く能力」を育むことができるという。 さらに保護者向けには、子供の学んだ内容を把握できるように「おたより」を提供。子供たちの思考プロセスを保護者に伝えることは、子供たちへの声がけのヒントにもなり、教室で学んだことについて親子でコミュニケーションする機会にもつながるとしている。 ソニー・グローバルエデュケーションは今回のカリキュラム提供を通じて、既存の考えにとらわれずに問題解決する能力を育み、答えが1つではないこれからの時代において、自ら答えを創り出せる人材の育成に貢献していくとしている。