文部科学省は2021年12月14日、令和4年度(2022年度)大学入学者選抜における新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に係る対応について、各国公私立大学長に周知した。 2022年度大学入学者選抜に向けて、文部科学省は関係省庁と連携し、それぞれが所管する関係団体等に対し、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策の徹底について要請している。入学者選抜を実施する各大学においては、「令和4年度大学入学者選抜に係る新型コロナウイルス感染症に対応した試験実施のガイドライン」(2021年6月4日大学入学者選抜協議会決定)に基づき、受験生や入学者選抜に関わる教職員の感染症対策を徹底するよう求めた。 各教育委員会に対しては、受験生が万全の状態で受験することができるように「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~『学校の新しい生活様式』~(2021.11.22 Ver.7)」を踏まえ、あらためて感染症対策を徹底するとともに、受験のために宿泊を要する場合等においても、移動中および宿泊先での感染症対策や、宿泊先での不要な外出を控えること等について、指導するよう依頼。 また、試験期日に試験会場やその周辺に参集することによって、密集状態が生じることがないよう、保護者や塾・予備校関係者による受験生への激励や、不動産関係団体によるチラシ配布等の行為は自粛するよう要請した。