ロジリシティとキャドセンターは2021年12月17日、西東京市立明保中学校にて移動式VRアトラクションサービス「どこでもバンジーVR」と絵画作品の世界の中に入ることのできる「絵画VR」によるイベント「外へ行かない遠足」を開催する。 「外へ行かない遠足」は、コロナ禍で修学旅行や遠足といった校外学習の機会が失われている中、「閉塞感を感じている生徒たちに非日常を届けて笑顔にしたい」という明保中学校・宮本尚登校長の思いを起点にスタートした企画。12月17日に同校の全生徒を対象に実施される。 当日は「どこでもバンジーVR」と複数の絵画作品の中に入ることのできる「絵画VR」を出張授業形式で実施。生徒たちを仮想空間の遠足に招待するだけでなく、実体験を通してICTや美術等の分野へ学びを深め、好奇心やチャレンジ精神を育み、他者理解へとつなげてほしいという狙いがあるという。 どこでもバンジーVRは、キャドセンターのVR開発協力のもと、ロジリシティがサービス企画開発運営する移動式の体験型VRアトラクション。今回は、3DCGで精巧に再現した東京都庁の屋上からバンジージャンプする内容のVRコンテンツを提供する。高い精度の仮想空間と身体を反転させる体験装置で大迫力の体感を楽しむことができる。 絵画VRは、キャドセンターがVR開発する、絵画作品の中に入ることができる3DCGコンテンツ。当日は、葛飾北斎によって描かれた百物語の1つ「しうねん」の作品世界の中に入ることのできるVRコンテンツと、「終焉の画家」という異名をもつポーランドの画家ベクシンスキーの作品世界の中に入ることのできるVRコンテンツを用意。それぞれの絵画を3DCG化し、体験を重視した新たなアート体験を提供する。