大阪市立総合生涯学習センターは2024年6月4日、神戸学院大学と共同開発した外国人住民向けの防災学習プログラム第3弾「OSAKA防災タイムアタック！-やさしいにほんごでBOSAI-」を公開した。利用無料。申込みは同センターで受け付ける。
「OSAKA防災タイムアタック！-やさしいにほんごでBOSAI-」は、外国人住民向けに開発された地震や災害に関する知識・備えを「やさしいにほんご」で学べる教材。言葉・文化・慣習の違いや、災害時の情報不足などにより、災害時にさまざまなリスクに直面することが予想される外国人への支援になるほか、識字・日本語教室や、外国人従業員がいる企業、地域や学校での防災学習にも利用できる。
プログラムは、日本で起こりうる災害を紹介し、避難行動で大切なことを学ぶ「基礎編」、南海トラフ巨大地震の特徴と避難行動について学ぶ「南海トラフ巨大地震が発生!津波編」、情報収集・備蓄・避難訓練について学ぶ「日常の備え編」の3コース。
プログラム構成は、映像教材視聴（約6分）、クイズ（約10分）、ふりかえり（約10分）。実施時間は各コース約20分～30分で、学習時間や参加者のニーズにあわせて選択できる。なお、教材で使用している漢字にはすべてふりがな（ルビ）を付記、動画とクイズには英訳もついている。
費用無料。利用申込みは、いちょうネット（大阪市生涯学習情報提供システム）から受け付ける。
