岩手大学は2021年11月27日、「学校安全学シンポジウム2021」をオンラインにて開催する。「安全に関する資質・能力の向上」をテーマに、安全に関する資質・能力の向上に資する学校教育や地域の役割について検討する。参加は無料だが、事前申込が必要。 岩手大学教育学部は、前年度に引き続いてオンラインセミナー方式による学校安全学シンポジウムを開催。2021年度は安全に関する資質・能力を高める要因および阻害要因について理解を深める。さらに、セーフティプロモーションスクールの認証校における学校安全推進体制の構築に関する知見の共有を通じて、安全に関する資質・能力の向上に資する学校教育や地域の役割について検討する。 シンポジウムは2部構成で、1部はシンポジストによる発表を行う。岩手大学教職大学院の加藤孔子特命教授は「大津波を生き抜いた子供達からの伝承」、同大学院の山本奬教授は「なぜ児童生徒は教師に相談しないのかー援助要請行動の阻害要因について考えるー」を発表。 さらに、石巻市立河北中学校の教諭で防災主任の三浦勇佑氏が「学校安全推進体制の構築~SPS認証に向けた取組みについて~」をテーマに登壇する。2部では、討論会を行う。申込みはWebサイトから行う。参加費は無料、定員は100人。申込締切は11月24日。ただし、定員に達した場合は受付を終了する。開催はZoom Webinarを使用予定。参加するためのURLは11月25日までに連絡する。◆学校安全学シンポジウム2021日時:2021年11月27日(土)13:00~16:00場所:Zoom Webinarを使用予定定員:100人参加費:無料申込方法:Webサイトから申し込む申込締切:2021年11月24日(水)※定員になった場合は締め切る