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受験生のワクチン接種に配慮を要請、文科省

 文部科学省は2021年9月14日、新型コロナウイルスワクチンについて、希望する受験生が早期に接種できるよう各自治体に配慮を要請する考えを示した。受験生のワクチン接種に積極的に取り組んでいる自治体の事例を集めた事務連絡も厚生労働省とともに発出した。

教育行政 文部科学省
接種機会を確保するための工夫
  • 接種機会を確保するための工夫
  • 接種時期や接種時間への配慮
  • 対象者・保護者への周知や配慮
 文部科学省は2021年9月14日、新型コロナウイルスワクチンについて、希望する受験生が早期に接種できるよう各自治体に配慮を要請する考えを示した。受験生のワクチン接種に積極的に取り組んでいる自治体の事例を集めた事務連絡も厚生労働省とともに発出した。

 現在、国内ではワクチンの供給が進み、職域接種分も含めると、10月10日までに12歳以上の対象人口の約9割に相当する分量のワクチンが全国に配送される見通し。

 9月14日に会見した文部科学省の萩生田光一大臣は「各地域のワクチン接種の進捗状況に応じて、接種を希望する受験生が速やかに接種を受けられるよう入試の時期も踏まえつつ特段の配慮をお願いしたい」と述べた。

 9月14日には、厚生労働省と連名で「地方公共団体における受験生に配慮したワクチン接種の取組事例について」と題した事務連絡を発出。接種を希望する受験生のワクチン接種計画・実施の参考にしてもらおうと、大学受験や高校受験等を控える高校3年生、中学3年生等を対象に優先的に接種を進める17自治体の事例を紹介している。

 取組事例は、「接種機会を確保するための工夫」「接種時期や接種時間への配慮」「対象者・保護者への周知や配慮」に分類。「新型コロナワクチンの特別な予約枠『受験生優先DAY』を設定するとともに、専用の会場を手配」(兵庫県姫路市)、「模擬試験や部活動終了後にも接種できるように接種時間を夜の時間に確保」(山形県米沢市)等の事例をまとめている。

 この他、萩生田大臣は「大学拠点接種」を実施している大学に対して、受験生への配慮を要請していきたいと説明。通知では、地方公共団体が受験生へのワクチン接種を進めるために「大学拠点接種」を実施している大学の協力を得たい場合は、大学拠点接種会場の担当と相談のうえで検討するよう求めている。
《奥山直美》

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