文部科学省は2025年10月28日、2026年度(令和8年度)からの私立大学医学部の収容定員の変更に係る学則変更予定一覧を発表した。順天堂大学や日本医科大学、東邦大学、関西医科大学、近畿大学など私立大学24校の医学部が収容定員増を予定している。
2026年度の医学部の入学定員は、地域医師の確保を目的とする「地域枠」および研究医養成を目的とする「研究医枠」を維持したうえで、臨時増員の枠組みによる定員拡大が図られる。医学部総定員の上限は9,403人。
2026年度からの私立大学医学部の収容定員の変更に係る学則変更予定一覧によると、全国24の私立大学が医学部医学科の収容定員増を予定している。順天堂大学は前年度比32人増の137人、昭和医科大学は前年度比23人増の133人、東邦大学は前年度比13人増の123人、関西医科大学は11人増の121人、近畿大学は前年度比12人増の107人など。
増員数がもっとも多いのは、岩手医科大学で前年度比35人増の130人。増員数がもっとも少ないのは、大阪医科薬科大学で前年度比2人増の112人。
なお、順天堂大学など一部の大学は、申請期限の特例に基づく収容定員増となる。また、昭和医科大学など一部の大学については、学則上の入学定員ではなく、募集定員を示している。詳細は、文部科学省Webサイトに掲載している同一覧にて確認できる。











