リクルートが学校向けに提供する教職員向け機能「スタディサプリ for TEACHERS」はこれまで、学習を児童・生徒頼りにするのではなく、宿題配信や進捗管理、先生による学習の伴走・サポート等、よりよい指導の実現を目指したサービスを展開。高校を中心に導入が進み、全国約5,000校のうちすでに2,998校で導入されているという。
教育現場におけるICT活用に向けた1人1台端末の整備が進み、校務・教務においてさまざまなサービスを使い分ける際のアカウント管理が新たな課題の1つとなる中、今回、「スタディサプリ for TEACHERS」はMicrosoft 365と連携し、Microsoft 365アカウントとのID連携を可能とした。これにより、Microsoft 365等のマイクロソフトのクラウドサービスを使用している学校において「スタディサプリ for TEACHERS」へMicrosoft 365アカウントでのログインが可能となる。
「スタディサプリ for TEACHERS」は、2020年11月にGoogleが提供するGoogle Workspace for Educationとも連携しており、今回のMicrosoft 365との連携によって、学校現場で利用する先生のID管理の手間を省き、教職員、児童生徒双方の利便性をより向上させることに期待が寄せられる。