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【大学入学共通テスト2023】日程・出題科目・問題作成方針

 大学入試センターは2021年6月11日、2023年度(令和5年度)大学入学共通テストの日程や出題教科・科目の出題方法、問題作成方針を発表した。本試験は2023年1月14日と15日に行われる。

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2023年度(令和5年度)大学入学共通テスト
  • 2023年度(令和5年度)大学入学共通テスト
  • 2023年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト出題教科・科目の出題方法等
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 大学入試センターは2021年6月11日、2023年度(令和5年度)大学入学共通テストの日程や出題教科・科目の出題方法、問題作成方針を発表した。本試験は2023年1月14日と15日に行われる。

 大学入学共通テスト(以下、共通テスト)は、大学(専門職大学、短期大学、専門職短期大学を含む)への入学志願者を対象に高等学校(中等教育学校および特別支援学校高等部を含む)の段階における基礎的な学習の達成の程度を判定し、大学教育を受けるために必要な能力について把握するのが目的。大学入試センターおよび共通テストにおける問題評価・改善の蓄積を生かしつつ、共通テストで問いたい力を明確にした問題が作成される。

 実施期日は、2023年1月14日と15日の2日間。出題教科と試験時間(配点)は「国語」が80分(200点)、「地理歴史・公民」1科目選択が60分(100点)、2科目選択が130分うち解答時間120分(200点)、「数学」数学Iが70分(100点)、数学IIが60分(100点)、「理科」理科1の2科目選択が60分(100点)、理科2の1科目選択が60分(100点)、2科目選択が130分うち解答時間120分(200点)、「外国語(英語)」リーディングが80分(100点)、リスニングが60分うち解答時間30分(100点)。

 多肢選択式または数値や記号等で解答する形式により出題。いわゆる連動型の問題(連続する複数の問いにおいて、前問の答えとその後の問いの答えを組み合わせて解答させ、正答となる組合せが複数ある形式)を問題作成のねらい、範囲・内容等を踏まえて出題する場合がある。

 英語のリスニングについては、英語の試行調査の結果や資格・検定試験におけるリスニング試験の一般的なあり方を踏まえ、1回読みを含める。十分な読み上げ時間を確保し、重要な情報は形を変えて複数回言及する等、自然なコミュニケーションに近い英語の問題を含めて検討する。すべての問題を1回読みにする可能性についても今後検証しつつ、当面は1回読みと2回読みの両方の問題を含む構成で実施する。
《奥山直美》

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