コントロールテクノロジーが展開する予約受付システム「RESERVA」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、教育現場での導入が進んでいる。対面接触を避けるため、成績証明書などの発行、受取りでもRESERVAが利用できるようになった。 RESERVAは、誰でも無料で使用できる予約システム。コロナ禍により教育現場での導入が拡大しており、大学・大学院ではおもに大学説明会や進路相談、図書館など学内施設の予約などで利用されている。 対面接触を極力避けるため、成績・卒業・卒業見込みなど各種証明書の発行、受取りでもRESERVAが利用できるようになった。これにより、学生は待ち時間中に人との接触を避けられる。また、職員も予約状況を事前に確認できるので、証明書の発行処理もスムーズに行うことができる。 コントロールテクノロジーは、学生の就職活動が本格的に始まったことを受け、証明書を発行する学生課向けの登録サイト「学生課窓口のための予約システム」を開設し、さらなる導入拡大に取り組んでいる。 2020年12月には、コロナ禍におけるオンライン授業にも対応できる「Zoom連携機能」をリリース。Zoomミーティングを設定したメニューの対象日程に予約が登録されると、自動的にZoomミーティングが作成され、RESERVAの管理画面からZoomミーティングを開始することができる。また、予約者は、予約履歴情報や予約時に予約者宛てに送信される「オンライン参加情報のお知らせメール」からZoomミーティングに参加できる。 ほかにも、オンラインの就職相談会や、教職課程関連カリキュラムを管理するキャリア開発センターの面会などでも活用されているという。コントロールテクノロジーは今後も、大学向けの予約管理ソリューションを強化していくとしている。