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プログラミング学習「paizaラーニング 学校フリーパス」導入345校達成

 転職・就職・学習プラットフォーム「paiza(パイザ)」を運営するpaizaは2021年3月16日、2019年8月より学校向けに無料で提供している「paizaラーニング 学校フリーパス」の累計ユーザー数が345校、3万6,752人に達したことを公表した。

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paizaラーニング 学校フリーパス
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  • 「paizaラーニング 学校フリーパス」累計利用学生数
  • ゲーム形式でプログラミングを学べる特別コンテンツ
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 転職・就職・学習プラットフォーム「paiza(パイザ)」を運営するpaizaは2021年3月16日、2019年8月より学校向けに無料で提供している「paizaラーニング 学校フリーパス」の累計ユーザー数が345校、3万6,752人に達したことを公表した。

 「paizaラーニング」は、paizaが提供する初学者向け動画プログラミング学習サービス。6段階で評価する「paizaスキルチェック」で自身のスキルを正しく把握し、能力にあった学習ができることが特徴となっている。「paizaラーニング 学校フリーパス」は、小・中・高・大学・専門学校向けに、月額980円(税別)で受講できる「paizaラーニング」の全160レッスン、1,278学習動画、2,000問の演習課題をすべて無料で提供するサービス。

 「paizaラーニング 学校フリーパス」のユーザーは、各学校からのニーズの高まりを受け、直近の1年間(2020年2月~2021年2月)で5倍に増加している。学校を通した申込みであれば、すべての生徒・学生は無料で「paizaラーニング」の全サービスが利用可能。PCとブラウザがあれば、PC環境の差異にかかわらず環境構築不要で即サービスを利用開始できる。

 すべての学習動画は1本3分程度で視聴しやすく、動画の解説をプロの声優が担当したり、学習の進捗状況をRPG形式で表示するなど、“楽しく学べる”工夫を凝らしている。一部、ゲーム形式でプログラミングを学べる特別コンテンツも用意しており学生に人気。自宅での取り組みやすさから「反転学習」に活用し、生徒同士で教え合う授業を実現することもできる。利用実績校の例として、中央大学理工学部、日本大学理工学部、東京工科大学、中央情報専門学校、広尾学園中学校・高等学校、灘高等学校、筑波大学附属高等学校などをあげている。

 2020年4月から順次、小学校から高等学校まで「プログラミング教育」の必修化が進んでいる。しかし現場では、プログラミング教育の「指導内容」や「指導方法」は模索段階であり、さまざまな課題を抱えている。その解決方法のひとつとして「paizaラーニング 学校フリーパス」が注目されているという。

 各種学校(教員)からの申込みがあれば、paizaが審査(最短1営業日で完了)し、生徒・学生向けに、paizaラーニングの全講座が無料になるクーポンコードを発行。クーポンコードをサイト上から入力すると、申込日を含む年度(4月~翌年3月)の間はpaizaラーニングの全講座を無料で使用できる。また、無料期間中に新たに公開された講座もすべて無料となる。翌年度も引き続き利用する場合は、新年度に再度申し込むとクーポンを再度無料で発行する。詳細はWebサイトで確認できる。
《田中志実》

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