アルクは2021年3月1日、英語学習書籍を使ったパーソナル学習を提供するスマートフォンアプリ「booco(ブーコ)」において、企業・団体向けの自己学習サービスの提供を開始した。AIを活用し、ムリ・ムダのない効率の良いカリキュラムで自己学習を進めることができる。 boocoは、英単語の「キクタン」やTOEIC対策の「究極の模試」などアルクのベストセラー書籍を教材とするオンライン自己学習サービス。1,000点以上のアルクの書籍ラインアップから、コースにぴったりの書籍を厳選して搭載している。 学習者の理解度と教材の難易度から「次に何を学習するべきか」をAIが判定。学習者は「おすすめレッスン」を続けるだけで効率よく学習できる。また、学習モチベーションを高める「ミッション機能」では、学習を継続して進め、ミッションをクリアすることでランクがアップしていく。 1レッスンあたり3分から学習でき、「本を読んで学習→確認テストを解く」というインプット・アウトプット学習をバランスよく進めることができる。毎回の確認テストの結果もすぐにフィードバックされる。スマートフォンのみで気軽に学習できるなど、学びを習慣化しやすい仕組みにこだわっているという。 法人向けサービスでは、管理担当者がいつでも学習進捗を確認できる専用Webサイトを用意。学習者の学習量や各自の理解度が表示され、学習の進捗と成果を把握できる。また、自己啓発制度で利用する際に必要な修了証も、管理者専用Webサイトからダウンロード可能。学習者にもメールで修了証が送付されるため、紙による修了証管理の手間を省くことができる。 法人向けコースは、「TOEIC L&Rテスト 超入門コース」「TOEIC L&Rテスト 500点コース」「TOEIC L&Rテスト 600点コース」「ビジネス英語 初級コース」「ビジネス英語 中級コース」の5つ。1コースに書籍15冊分のレッスンを搭載している。価格は各コース2万2,000円(税込)。コースの詳細は、Webサイトで確認できる。