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「STEAMライブラリー」無償公開、SDGsに紐付け…経産省

 経済産業省は「STEAMライブラリーVer.1」をオンライン・ライブラリーとして開発し、2021年3月1日より無償一般公開した。探究的・教科横断的な学びを始めるきっかけとなる63テーマの動画・資料群があり、SDGsの17項目にも紐付けられている。

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「STEAMライブラリー」プロジェクトの全体像
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  • 2020年度「STEAMライブラリー」開発コンテンツの一覧
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 経済産業省は「STEAMライブラリーVer.1」をオンライン・ライブラリーとして開発し、2021年3月1日より無償一般公開した。探究的・教科横断的な学びを始めるきっかけとなる63テーマの動画・資料群があり、SDGsの17項目にも紐付けられている。

 STEAM(Science、Technology、Engineering、Arts、Mathematics)は、学際融合・探究・プロジェクト型を特徴とする学習手法として、世界共通の教育改革のキーワードとなっている。日本でも、高校で2022年度から「総合探究」「理数探究」「公共」の新教科がスタートし、小中学校でも探究的な学びが重視されていく。

 経済産業省では、2019年6月に「未来の教室」ビジョンを取りまとめ、2020年8月の「未来の教室」STEAM検討ワーキンググループの中間報告に基づき、STEAMライブラリー事業に着手。子どもたちが伸びやかに「未来社会の創り手」に育つきっかけを提供しようと、学校でも個人探究でも使えるデジタル教材を「未来の教室」実証事業の一環として開発し、「STEAMライブラリー」として3月1日に公開した。今回は「Ver.1(第1弾)」として、2020年度に開発したテーマを掲載している。

 「STEAMライブラリーVer.1」では、大学や研究機関など24の事業コンソーシアムが提供する63テーマの動画・資料コンテンツ群を紹介。「SDGsの社会課題」「社会にあるさまざまなシゴト」「日常の生活や趣味」を入口に探究的・教科横断的な学びを始めるきっかけとなるテーマで、SDGsの17項目にも紐付けられている。学校の壁を越えて共通のテーマを探究するオンライン協働コニュニティー機能も有している。

 利用は無料。授業での活用のほか、先生方が抜粋・加工などを通じオンライン教材の素材として活用することも可能。著作権関連規定は、各コンテンツから確認できる。

 このほか、経済産業省では「STEAMライブラリーVer.1」公開とあわせて、「未来の教室」ポータルサイトもリニューアル。従来の機能を保持しつつ、主たる機能を「STEAMライブラリー」「EdTechライブラリー」「学校BPR」「『未来の教室』通信」の4点へ再整理し、情報発信を強化していく。

 また、2021年度は「オープン・イノベーション」的なスタイルで、「Ver.1」を使った教員や生徒の反応を聞きながら、「Ver.2」に向けて磨き上げていく予定。「Ver.2」に向けた改良に協力してくれる「パートナー教員」「パートナー学校」も募集する。

 3月12日と13日には、「未来の教室」フォーラムを開催。2020年度「未来の教室」事業の成果報告やパネルディスカッションを実施し、今後の活用・展望に向けた可能性などを議論する。時間は、12日が午後6時から午後9時、13日が午後2時から午後5時。YouTubeよりライブ配信し、自由に視聴できる。

◆「未来の教室」フォーラム
日時:2021年3月12日(金)18:00~21:00、3月13日(土)14:00~17:00
形式:オンライン配信(YouTube)
参加費:無料
《奥山直美》

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