まつりばは2020年11月2日、高校生・高専生向けの起業体験プログラム「StartupBaseU18」を高校の「総合的探究の時間」に活用できるよう、遠隔授業と動画教材を組み合わせたオンライン教材として発売する。申込みはWebサイトにて受け付ける。 「StartupBaseU18」は、2014年に東京でスタートした高校生・高専生向けの起業体験プログラム。夏休みなどを活用して首都圏だけでなく、札幌市や神戸市、奥尻島などでも開催している。地元出身の起業家がメンター・審査員として参加。クラウドファンディングで活動資金約50万円を調達し、社会実装まで試行した高校生のプロジェクトも生まれている。 これまでは、講師派遣型で提供してきた「StartupBaseU18」だが、新型コロナウイルスの影響により2020年からはオンライン化されている。LIVE配信でプログラムを実施したところ、StartupBaseU18の講師が遠隔から進行しながら、現場(教室)の先生と連携することで、講師派遣型と同等の満足度が得られたという。 オンラインプログラムは「総合的探究の時間」8コマ分。遠隔(3コマ)、動画教材(5コマ)、ワークシートがセットになっている。遠隔授業と動画教材はStartupBase講師が進行し、教室でワークを実施する際のファシリテーションは学校の先生が行うスタイル。動画では、「問い」と1コマ分のゴール設定、ワークシートが提供されるので、事前のトレーニングなしで授業を進行できる。 発売は11月2日。価格は生徒1人あたり9,000円(税込)。申込みはWebサイトにて受け付ける。