全国学校図書館協議会は、災害によって被災した学校図書館を支援している。2020年10月10日までを第1次集中受付期間とし、支援を必要としている学校や地域の情報、支援を必要としている学校からの相談や支援の申込みを受け付けている。 全国学校図書館協議会では、大規模な災害によって学校図書館の蔵書や施設・設備に著しい被害を受けた学校に対して、学校が希望する図書・図書館用品などを寄贈する支援を続けている。これまで、「東日本大震災」「平成28年熊本地震」「平成30年7月豪雨」「北海道胆振東部地震」「令和元年台風第15号・19号」の被災校を支援している。 学校図書館支援事業の対象は、2019年以降の大規模災害(地震・台風・豪雨など)で学校図書館蔵書・施設や校内の蔵書(学級文庫など)に被害があった小・中・高等学校、中等教育学校、義務教育学校、特別支援学校。被害の例は、校舎の浸水による図書の水濡れ・流失、漏水・雨漏りによる図書の水濡れ、落下による図書の破損、地震による書架の破損など。 支援内容は、学校の希望に応じて「学校が希望する図書や図書館用品(書架・PC・ソフトなどを含む)の寄贈」と「選書・図書整備などの人的支援」の一部または全部。ただし、寄贈や人的支援経費などの総額は、1校あたり約5~20万円程度。支援時期は2020年11月以降で、支援申込受付後に各校と調整して随時決定する。申込多数の場合は、支援先の選考を行うことがある。 情報提供や支援の相談・申込みは、メール、FAX、Webフォームから受け付けている。第1次集中受付期間は10月10日まで。ただし、それ以降も随時受け付ける。◆全国学校図書館協議会「学校図書館支援事業」対象:2019年以降の大規模災害(地震・台風・豪雨など)で学校図書館蔵書・施設や校内の蔵書(学級文庫など)に被害があった小・中・高等学校、中等教育学校、義務教育学校、特別支援学校支援内容:(1)学校が希望する図書や図書館用品(書架・PC・ソフトなどを含む)の寄贈(2)選書・図書整備などの人的支援※学校の希望に応じて(1)(2)の一部または全部支援額:1校約5~20万円※支援希望校数や被災の状況に応じて変わる支援時期:2020年11月以降※支援申込受付後に各校と調整して随時決定する第1次集中受付期間:2020年10月10日(土)まで※それ以降も随時受け付ける