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ロボット教材や講習を無料提供するFLL学校チャレンジ、小中学校募集

 青少年科学技術振興会 FIRST Japanとレゴ社の教育部門レゴエデュケーションは、小中学校にロボット教材の無償提供や指導者講習の無料実施などのサポートを提供する「FLL学校チャレンジ」において、参加を希望する小中学校を全国から募集している。

教材・サービス 授業
「FLL学校チャレンジ」は参加を希望する小中学校を全国から募集している
  • 「FLL学校チャレンジ」は参加を希望する小中学校を全国から募集している
  • FLL Explore「レゴ WeDo 2.0」と大会セット
  • FLL Challenge「レゴ エデュケーションSPIKETMプライム」と大会セット
  • 自律型ロボットで競う2分30秒のロボット競技
  • 5分間のプロジェクトプレゼンテーション
  • 公立小学校がトルコ世界大会に出場
 青少年科学技術振興会 FIRST Japanとレゴ社の教育部門レゴエデュケーションは、小中学校にロボット教材の無償提供や指導者講習の無料実施などのサポートを提供する「FLL学校チャレンジ」において、参加を希望する小中学校を全国から募集している。

 「FIRST LEGO League(ファーストレゴリーグ・FLL)」は、9歳から16歳を対象とした国際ロボット競技会。世界110か国で6万7,000以上のチームが参加しており、青少年対象としては世界最大規模の大会だ。

 FLLを日本で運営するFIRST Japanとレゴエデュケーションは、より多くの子どもたちが科学技術の面白みを体験し、世界の同年代の生徒と交流する機会を提供することで、科学人材・グローバル人材の育成に寄与したいという思いから、2017年より「FLL学校チャレンジ」を実施している。

 「FLL学校チャレンジ」の参加校は、FLLで使われるロボット教材・大会セットの無償提供、指導者講習会の無料実施、大会参加費の割引などのサポートを受けられる。これまで全国から17校が参加し、公立小学校が世界大会に出場した事例もあるという。

 対象は全国の小中学校で、国公私立は問わない。小学1年生から3年生を対象とした「FLL Explore」で10校、小学4年生から高校1年生を対象とした「FLL Challenge」で10校、計20校を募集する。募集期間は2020年7月16日から9月30日まで。FIRST JapanのWebサイトにて申込みを受け付けている。なお、定員に達し次第募集を終了する。

 ほかに、FLLの活動をクラス単位で実施し、FLL公式大会には参加せず、学校内で学習成果を発表する「学校内FLL」を開催する「FLLスクールパック」プランも用意されている。

◆FLL学校チャレンジ
募集対象:全国の小中学校(国公私立問わず)
採択数:
・FLL Explore(小学1年生~小学3年生対象)10校
・FLL Challenge(小学4年生~高校1年生対象)10校
募集期間:2020年7月16日(木)~9月30日(水)
※定員に達し次第募集を終了する
応募方法:FIRST JapanのWebサイトにて受け付けている

【FLL Explore(小学1年生~小学3年生対象)】
・レゴ WeDo2.0基本セット2セット 無償提供
・FLL2020インスパイアセット(大会キット)1セット 無償提供
・選手・コーチ用ワークブック(テキスト)無償提供
・指導者向け講習会無料実施(オンラインにて)
・2年間大会登録費割引(2020年度1チーム4,000円(税別))

【FLL Challenge(小学4年生~高校1年生対象)】
・レゴ エデュケーションSPIKEプライム基本セット2セット、同拡張セット2セット無償提供
・FLL2020チャレンジセット(大会キット)1セット無償提供
・選手・コーチ用ワークブック(テキスト)無償提供
・指導者向け講習会無料実施(オンラインにて)
・FLL公式ガイドブック無償提供
・2年間大会登録費割引(2020年度1チーム8,000円(税別))
《外岡紘代》

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