北海道大学は、発達障害の学生がコロナ禍で修学上どのような影響を受けているのか理解や支援に役立てようと、オンラインセミナー「発達障害のある学生の理解と対応~コロナ禍における修学支援~」を2020年9月4日に開催する。定員は100名、事前申込が必要。 北海道大学では、「新型コロナウイルス感染症」の状況を踏まえ、第1学期の授業は原則オンラインで実施した。しかし、発達障害のある学生は、環境の変化への対応が難しいという特性を持つため、在宅での遠隔授業の受講など修学環境の変化が大きなストレスになっていると考えられる。 オンラインセミナー「発達障害のある学生の理解と対応~コロナ禍における修学支援~」は、発達障害の学生がコロナ禍で修学上どのような影響を受けているのか、また、収束後新たに出現すると予想される修学上の困難はどのようなものかについて知り、発達障害のある学生の理解や支援に役立てていくという。 講師は、信州大学学術研究院教育学系の高橋知音教授が務める。高橋教授は、発達障害のある大学生の修学に関する書籍を多数執筆している。また、大学生や成人を対象とした読み書き困難をスクリーニングする尺度についても研究している。 対象は、大学など高等教育機関の教職員、小・中学校や高等学校の教職員。定員は100名で、北海道大学の教職員を優先する。参加希望者は、Webサイトから申し込んだ後、zoomセミナー事前登録をする必要がある。事前登録方法は、メールで後日送付予定。◆発達障害のある学生の理解と対応~コロナ禍における修学支援~日時:2020年9月4日(金)10:30~12:00会場:オンライン(zoomで接続)対象:大学など高等教育機関の教職員、小・中学校や高等学校の教職員募集人数:100名※北海道大学の教職員を優先する参加費:無料申込方法:Webサイトより申し込む