Society 5.0で求められる能力については、経団連と大学のトップが構成する「採用と大学教育の未来に関する産学協議会」の中間とりまとめと共同提言から、「リテラシーとしての能力、論理的思考力と規範的判断力、課題発見・解決能力、未来社会を構想・設計する力と高度専門職に必要な知識・能力」と記載。大学において求められる能力からバックキャストして、初等中等教育の各段階から、子どもの成長段階に応じて育成する必要があるとした。
Society 5.0における教育の方向性には、誰も取り残さない教育「ダイバーシティ&インクルージョン」、全国で学校と家庭・学習塾などが機動的に連携して質の高い教育を提供する「地域創生」、探究型学習による「主体的・対話的で深い学び」、社会人が大学などでいつでも学び直せる「リカレント教育」の4つをあげた。