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WWLコンソーシアム構築支援事業、高校など5校採択

 文部科学省は2024年7月26日、2024年度(令和6年度)WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業の再公募による採択機関を公表した。拠点校には、筑波大学附属坂戸高校、大妻中野中学校・高校、京都先端科学大学附属高校など5校が採択された。

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  • 2024年度 WWLコンソーシアム構築支援事業(グローバル人材育成強化事業)採択校

 文部科学省は2024年7月26日、2024年度(令和6年度)WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業の再公募による採択機関を公表した。拠点校には、筑波大学附属坂戸高校、大妻中野中学校・高校、京都先端科学大学附属高校など5校が採択された。

 WWLコンソーシアム構築支援事業は、将来、イノベーティブなグローバル人材を育成するため、文理両方を学ぶ高校改革と高大接続改革を推進するリーディングプロジェクト。高校等と国内外の大学、企業、国際機関等が協働し、高校生へ高度な学びを提供する仕組み「アドバンスト・ラーニング・ネットワーク」(ALネットワーク)を形成した拠点校を全国に配置する。文部科学省では将来的に高校生6万人あたり1か所を目安に設置を目指している。

 今回、同省はWWLコンソーシアム構築支援事業のうち、特に重点的にコロナ禍で限定的となったグローバル人材育成の強化を目的とした「グローバル人材育成強化事業」において実施した再公募による採択校を決定した。

 採択校(構想名)は、筑波大学附属坂戸高等学校(アジア版エラスムス計画実現に向けた高大接続型ネットワーク構築)、大妻中野中学校・高等学校(繋ぐ・行動する‐“Beyond School”アプローチによる協働型の地球市民教育)、京都先端科学大学附属高等学校(世界協働プラットフォーマー 個別最適化×高度な学び×世界課題)、姫路女学院中学校・高等学校(城下町Himejiからのグローバル人材育成)、中村学園女子高等学校(「ツナグ」—ウェルビーイングの社会実現を担う人材の創出)の5校。

 今後、5校は8月~9月にかけて事業計画を確認、確定後9月下旬に契約。文部科学省は、2024年度~2026年度の原則3年間、予算の範囲内で事業に要する経費を支援する。

《川端珠紀》

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