NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2020年5月7日、クラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」上で全国の自治体や学校から提供された学習コンテンツを、教職員が活用することで、児童・生徒が自宅から無償で学習できる「One Schoolプロジェクト」を開始した。 「まなびポケット」は、NTT Comが提供するクラウド型教育プラットフォーム。ブラウザでどこからでもアクセスできるクラウド上において、提携するさまざまなサービス(授業支援システム、学習コンテンツ、授業記録システムなど)を提供している。 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、全国の自治体で小中学校の休校措置が継続されている。NTT Comは2月末より、休校中の児童・生徒や教職員を支援する「まなびをとめない」施策として、クラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」と提携コンテンツを無償で提供している。4月末時点で約30万IDの申込みがあったという。 NTT Comは、全国の教育委員会や学校関係者、教育関連企業などが独自に作成・蓄積している授業動画やプリントなどの学習コンテンツを、より多くの児童・生徒が利用できるようにする「One Schoolプロジェクト」を開始した。 「One Schoolプロジェクト」では、全国の教育委員会や学校関係者、企業などが作成した授業動画やプリントなどを募集し、「まなびポケット」にて収集、無償で公開する。募集するのは、学校教育で活用できる授業動画、プリント教材などの学習コンテンツ。賛同し学習コンテンツを提供できる場合は、メールで問合せを受け付けている。 集まった学習コンテンツは、クラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」上で利用できる。「まなびポケット」の申込みは学校単位でメールにて受け付けている。なお、利用料は無料だがインターネットの利用料などは別途必要。詳細はWebサイトで確認できる。◆One Schoolプロジェクト【学習コンテンツの募集】募集内容:学校教育で活用可能な授業動画、プリント教材などの学習コンテンツ対象者:全国の教育委員会や学校関係者、企業など募集開始日:2020年5月7日(木)募集方法:メールにて問合せを受け付けている【学習コンテンツの利用】利用方法:NTT Comが提供するクラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」上で利用できるまなびポケットの申込方法:学校単位でメールにて受け付けている※一般の家庭などから直接申し込むことはできない