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山口県の教員採用、免許なしで全教科受験可に拡大

 山口県教育委員会は、2027年度(2026年度実施)公立学校教員採用候補者選考試験のおもな変更点を発表した。教員免許状を持たない社会人等を対象とした特別選考枠が拡大され、すべての教科・科目で受験が可能となる。

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2027年度(2026年度実施)山口県公立学校教員採用候補者選考試験のおもな変更点
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 山口県教育委員会は、2027年度(2026年度実施)公立学校教員採用候補者選考試験のおもな変更点を発表した。教員免許状を持たない社会人等を対象とした特別選考枠が拡大され、すべての教科・科目で受験が可能となる。

 今回の選考試験より、教員免許状をもたない社会人等を対象とした「エキスパート人材特別選考」の対象教科等が拡大された。また、「教職チャレンジサポート特別選考」の対象教科等が整理された。「エキスパート人材特別選考」の拡大と「教職チャレンジサポート特別選考」をあわせることで、教員免許状をもたない社会人等でも、すべての教科等が受験可能となる。

 これまでも「エキスパート人材特別選考」では、社会人経験やスポーツ・芸術の実績などがある人を対象に、中学校の技術・家庭や、高校の理科(物理・化学・生物)・保健体育・芸術(音楽)・家庭・情報・農業・工業・水産・看護などに出願可能であったが、今回、あらたに中学校の理科・音楽・美術・保健体育と、高校の商業が追加した。

 「教職チャレンジサポート特別選考」は、教育職員免許状を所有していない者かつ、期日までに取得見込みがない者を対象としており、選考試験に合格後2年以内に志願する区分(校種・教科)の普通免許状を取得すること等が求められていた。この教員免許状取得期間の上限が今回より1年延長され、合格後3年以内に変更となる。

 また、教員採用試験(2025年度実施)を第二次試験で不合格となり、総合評価ランクがCまたはDだった者を対象とした「自己推薦特別選考」を新設。県教委が提供する教材等を活用して自己研鑽に努め、その成果が認められた場合、第一次試験が免除となる。

 変更の詳細については、Webサイト掲載の2027年度(2026年度実施)山口県公立学校教員採用候補者選考試験実施要項などで確認すること。なお、2028年度(2027年度実施)の試験(第一次試験)より、全国の複数自治体が参画して作成した共通問題を活用して実施する予定。

 2027年度(2026年度実施)山口県公立学校教員採用候補者選考試験は、2月4日から3月13日に出願を受け付け、第一次試験が5月9日・10日に実施される。

《木村 薫》

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