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デジタル・シティズンシップ教育の実践…iTeachers TV

 iTeachers TVは2022年12月14日、成城学園初等学校の秋山貴俊先生による教育ICT実践プレゼンテーション「やってみよう!デジタル・シティズンシップ教育!」を公開した。成城学園が2022年度開始した幼小中高一貫のデジタル・シティズンシップ教育の実践について紹介する。

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iTeachers TV「やってみよう!デジタル・シティズンシップ教育!」
  • iTeachers TV「やってみよう!デジタル・シティズンシップ教育!」
  • 秋山貴俊先生「やってみよう!デジタル・シティズンシップ教育!」前編
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 iTeachers TVは2022年12月14日、成城学園初等学校の秋山貴俊先生による教育ICT実践プレゼンテーション「やってみよう!デジタル・シティズンシップ教育!」を公開した。成城学園が2022年度開始した幼小中高一貫のデジタル・シティズンシップ教育の実践について紹介する。

 iTeachers TVは、教育ICTを通じて「新しい学び」を提案する教育者チーム「iTeachers」による教育ICT情報番組。先生や生徒、教育関係者をゲストに招き、ICTを活用した「新しい学び」の実践や取組みをプレゼンテーション形式で紹介する。

 今回のゲストは、成城学園初等学校の秋山貴俊先生。「やってみよう!デジタル・シティズンシップ教育!」と題して、12月7日に前編(Vol.343)、12月14日に後編(Vol.344)を公開した。

 秋山先生は、帝国データバンク、西武学園文理小学校を経て、成城学園初等学校教諭。日本スクールコーチ協会認定スクールコーチ、日本デジタル・シティズンシップ教育研究会専門委員。編著に「ゼロから学べるオンライン学習」(明治図書出版)、「誰でもできる!オンライン学級のつくり方」(東洋館出版社)がある。

 デジタル・シティズンシップ教育とは、デジタル機器の活用を前提とし、インターネットという公共の社会でよりよく生きるための能力や行動規範を学ぶ教育。前編では、成城学園で2022年度スタートした幼稚園・初等学校・中学校高等学校一貫のデジタル・シティズンシップ教育プログラムを説明する。米国のコモンセンス・エデュケーションの教材を参考に同学園の園児・児童・生徒に合った教材やカリキュラムを開発。まずは大人がデジタル・シティズンシップ教育を理解するために行った教員向けの研修や壁新聞、保護者向けの説明動画作成といった初年度の取組みを伝える。

 後編では、デジタル・シティズンシップ教育の授業実践を紹介。「ネットいじめ」をテーマに秋山先生が実際に行った小学5年生のデジタル・シティズンシップ教育の授業を取り上げる。子供たちがネットいじめを解決するための具体的な行動を考え、行動指針をつくり、保護者に授業の内容を説明して「ネットいじめ」を保護者と一緒に考えるまでの流れやポイントを解説する。

 番組後半には「教育ICTなんでも3ミニッツ」コーナーを収録。前編では千葉県立市川工業高等学校の片岡伸一先生による「共用Macを簡単管理 DeepFreezeで環境復元」、後編ではイードの多賀秀明さんによる「ICT活用に欠かせない!学校専用スピードテストのご紹介」を届ける。

 番組は、すべてiTeachersのYouTubeチャンネルで視聴できる。毎週水曜日の夜に「iTeachersTV~教育ICTの実践者たち~」シリーズの新作を公開している。これまでに344回の番組を配信しており、過去の番組も視聴できる。

◆iTeachers TV【Vol.343】成城学園初等学校の秋山貴俊先生
「やってみよう!デジタル・シティズンシップ教育!」前編

◆iTeachers TV【Vol.344】成城学園初等学校の秋山貴俊先生
「やってみよう!デジタル・シティズンシップ教育!」後編


デジタル・シティズンシップ教育の挑戦
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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《奥山直美》

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