
ハーバード留学生の受け入れ、教員や外部コーチの不適切指導…文科相5/27会見
文部科学省のあべ俊子大臣は2025年5月27日、記者会見を行った。米国政府によるハーバード大学の留学生受け入れ停止措置をめぐり、日本国内の大学に留学生の受け入れを検討するよう依頼したことを明らかにした。日本学生支援機構には、米国留学に関する相談窓口を設置する。

デジタル教育拠点「TUMO Gunma」7/19開業…6月見学体験募集中
群馬県が整備を進めるデジタル教育拠点「TUMO Gunma(ツーモ群馬)」が2025年7月19日にオープンする。国際的評価の高いTUMOのプログラムを導入したアジア初の施設で最新のデジタル技術を無料で学べる。小中高生向け見学体験会は6月に開催予定。

不登校の復学支援「見舞金補償保険」損保ジャパンが販売
損害保険ジャパン(損保ジャパン)は、2025年4月から「復学支援見舞金補償保険」の販売を開始した。この保険は、不登校児童生徒の復学支援と学びの機会確保を目的としており、自治体や学校、PTAを契約者とする。

大阪市教員採用、志願者総数2,643人…小中で倍率減
大阪市教育委員会は2025年5月23日、2026年度(令和8年度)大阪市公立学校・幼稚園教員採用選考テストの志願者数(確定値)を公表した。2025年度採用の志願者は2,251人で、前年度から15人減少。大学3年次前倒し特別選考には392人が出願し、志願者総数は2,643人となった。

大分県の教員採用、志願者1,295人で増…大3生は190人志願
大分県教育委員会は2025年5月23日、2026年度(令和8年度)採用の大分県公立学校教員採用選考試験の出願状況を公表した。出願者数は第1志望・第2志望あわせてのべ1,295人、うち一般選考の出願者数は1,216人で、志願者数・倍率ともに前年度より増加した。

高知県、教員採用試験の倍率5.3倍…4年連続で応募者減
高知県教育委員会は2025年5月23日、2026年度(令和8年度)高知県公立学校教員採用候補者選考審査に係る応募状況を公表した。全校種の採用予定数259人程度に対し1,376人が志願。倍率は前年度比0.6ポイント減の5.3倍となった。

福岡県の教員採用試験、総志願者3,162人…倍率2.6倍
福岡県教育委員会は2025年5月23日、2026年度(令和8年度)福岡県公立学校教員採用候補者選考試験の志願状況を公表した。志願者数は「小・中・養護・栄養教諭」1,892人、「高校・特別支援学校」1,270人(久留米市立高校含む)の計3,162人となった。

7か国の学生数や納付金比較…文科省「諸外国の教育統計」
文部科学省は2025年5月26日、2025年版「諸外国の教育統計」を公表した。日本・アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・中国・韓国の7か国について、私立学校の割合、高等教育在学者の専攻分野別構成、学生納付金といった教育状況を取りまとめている。

さいたま市の教員採用試験、倍率4.6倍…中高以外で上昇
さいたま市教育委員会は2025年5月26日、2026年度採用(令和8年度採用)さいたま市立学校教員採用選考試験の志願状況を公表した。採用見込数230人に対し、志願者数は1,050人。中学校・高等学校・中等教育学校教員を除く、全区分で志願倍率が上昇した。

学習eポータル「キュビナ」無償トライアル…新規自治体対象
学習eポータル+AI型教材「キュビナ」を開発・提供するCOMPASSは、新規自治体を対象に2025年度末まで無償でキュビナを提供するトライアルキャンペーンを実施する。

【EDIX2025】教育の今と未来「デジタルの力で支えるリアルな学び」文科省 寺島氏
2025年4月23日から3日間開催されたEDIX東京で、文部科学省 初等中等教育局学校情報基盤・教材課長 学校デジタル化プロジェクトチームリーダーの寺島史朗氏が講演。GIGAスクール構想の現状と課題を語り、デジタル学習基盤の重要性を強調。教育の未来へ向け、インフラ整備やデジタル人材育成の必要性を述べた。

昭和中高と昭和医科大、高3生が履修できる「五修生制度」開始へ
昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校と昭和医科大学は2025年5月21日、新たな未来の連携として、高校3年生の身分で昭和医科大学の授業を履修する「五修生制度」を2027年度からスタートすると発表した。

教育用音声メディア生成「まなびラジオ」無料モニタプランも
ETeqは2025年5月、生成AIを活用した教育用音声メディア生成サービス「まなびラジオ」をリリースした。ユーザーが入力したテーマに基づき、AIが高品質な読み上げ原稿と音声メディアを自動生成し、聴覚を通じた多様な学びを支援する。

愛知県の教員採用試験5,335人が志願…倍率3.3倍
愛知県教育委員会は2025年5月23日、2026年度(令和8年度)採用 愛知県公立学校教員採用選考試験の志願状況を公表した。採用予定者数1,635人に対し、志願者数は5,335人。志願倍率は前年度比0.1ポイント増の3.3倍となった。

生成AI活用を推進「スクールAI認定アドバイザー」10名が誕生
みんがくは2025年5月23日、教育現場向け生成AIプラットフォーム「スクールAI」の実践的活用を全国に広げるために創設したアドバイザー制度の初回認定者を発表した。全国の教育現場で先進的にスクールAIを活用する教育関係者10名を「認定アドバイザー」に認定した。

新教科「新・技術分野」創設、給特法等の改正案が可決…教育業界ニュースまとめ読み
先週(2025年5月19日~5月23日)公開された記事には、新教科「新・技術分野(仮称)」創設へ、豊橋技術科学大・半導体基盤プラットフォームに採択、国際卓越研究大学・2期公募に東大など8大学が申請などのニュースがあった。