
科学と産業を支える知のインフラ整備、データ共用9月開始…文科省
文部科学省は2025年8月26日、国内26の大学・研究機関の連携により構築した「マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)」事業における蓄積データ約11万件の共用利用を開始すると発表した。サービス開始は9月30日の予定。

文科省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」認定結果を発表
文部科学省は2025年8月26日、2025年度(令和7年度)数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度の認定・選定結果を発表した。審査の結果、新たにリテラシーレベル98件(プラス選定2件)、応用基礎レベル132件(プラス選定4件)を認定した。

日本スタートアップ大賞を発表…10社を総理らが表彰
「日本スタートアップ大賞2025」の表彰式が2025年8月26日に開かれ、日本スタートアップ大賞(内閣総理大臣賞)をTelexistence、日本スタートアップ優秀賞(経済産業大臣賞)をWHILL、大学発スタートアップ賞(文部科学大臣賞)をアクセルスペースホールディングスが受賞した。

医学系研究支援プログラムに計26大学採択…文科相8/26会見
文部科学省のあべ大臣は2025年8月26日、記者会見を行い冒頭、TICAD9の成果報告や韓国出張、医学系研究支援プログラムの採択課題の決定などについて説明した。医学系研究支援プログラムでは全国の大学を対象に公募し、総合型6課題(6大学)、特色型6課題(20大学)を採択した。

医学系研究支援プログラム、選定結果を発表…総合型は東大など6機関
文部科学省は2025年8月26日、医学系研究支援プログラムの選定結果を公表した。「総合型」に東京大学など6機関の6課題、「特色型」には名古屋大学などを代表機関とする計20大学による6課題を選定した。2027年度末までの事業実施期間中、医学系研究力の向上に向けて戦略的に研究を推進していく。

文科省初等中等教育局、非常勤職員1名を募集…締切9/11
文部科学省初等中等教育局は2025年8月25日、非常勤職員(時間雇用職員)採用について発表した。職名は事務補佐員で1名を募集。採用期間は10月1日~2026年3月31日。応募締切は9月11日午後5時必着。

文科省「情報モラル教育指導者セミナー」9/11から全4回
文部科学省は2025年9月11日より2026年1月まで全4回にわたり、2025年度(令和7年度)「情報モラル教育推進事業」セミナーをオンライン開催する。第1回のテーマは「どうすればいいの?子どものネットトラブルがなかなか減らない!」。事前申込制。

文科省、学校施設におけるバリアフリー化推進…すべての学校にスロープを
文部科学省は2025年8月22日、学校設置者等に対し、学校施設におけるバリアフリー化の一層の推進について通知した。スロープ等による段差解消、バリアフリートイレ、エレベーターの設置について、2030年度末までの整備目標を定めている。

過剰な苦情「学校以外が担う」、夏休みが明ける子供へ文科相がメッセージ…教育業界ニュースまとめ読み
先週(2025年8月18日~8月22日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。大学発ベンチャー表彰、保護者からの過剰な苦情・不当要求「学校以外が担う」、夏休みが明ける子供たちへ文科大臣が寄り添うメッセージなどのニュースがあった。また、8月25日以降に開催されるイベントを10件紹介する。

文科省、優秀教職員・組織を表彰…9/19まで推薦団体募集
文部科学省は2025年8月22日、2025年度(令和7年度)文部科学大臣優秀教職員表彰「社会に開かれた教育実践奨励賞」に係る推薦団体の募集について発表した。推薦団体の登録はメールで9月19日当日必着分まで受け付ける。

日本語教員試験、オンライン出願8/22締切…出願審査後に受験料納付
文部科学省は、2025年度(令和7年度)「日本語教員試験」のオンライン出願を2025年8月22日午後11時59分まで受け付けている。日本語教員試験のWebサイトによると、出願が多く、審査に時間を要しているという。

大学発ベンチャー表彰、東大発の宇宙スタートアップなど6社と支援大学・企業が決定
科学技術振興機構(JST)と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2025年8月21日、「大学発ベンチャー表彰2025~Award for Academic Startups~」の受賞者を発表した。大学発ベンチャー6社とその支援大学・支援企業が選出された。

ローマ字の表記、70年ぶり改定へ…文化審議会が答申
ローマ字のつづり方について、文化審議会は2025年8月20日、現在広く使われている「ヘボン式」を基本とする表記に見直す答申をまとめ、文部科学省に提出した。ローマ字のつづり方の改定は、約70年ぶりとなる。

学校給食の調査研究、全国教委を対象に公募…委託費最大680万円
文部科学省は2025年8月21日、学校給食への有機農産物等使用促進による食の指導充実に関する調査研究における3次公募を開始した。先進事例の創出に向けた調査研究を行うため、都道府県や市区町村等の教育委員会を対象に9月25日正午まで企画提案を受け付ける。

夏休みが明ける子供たちへ…文科大臣が不安に寄り添うメッセージ
あべ俊子文部科学大臣は2025年8月20日、夏休み明けを控えた子供たちに向けたメッセージ「~不安や悩みがあったら話してみよう~」を公表した。小学生から大学生、保護者・学校関係者に向けて、不安や悩みを1人で抱え込まず、身近な人に相談するよう、また注意して見守るよう呼びかけている。

保護者からの過剰な苦情・不当要求「学校以外が担う」文科省が改訂案
文部科学省は2025年8月19日、教師を取り巻く環境整備特別部会(第2回)を開催。教師を取り巻く環境整備についての議論の中で、「学校・教師が担う業務に係る3分類」の改訂案を示し、保護者等からの過剰な苦情や不当な要求等への対応については「学校以外が担うべき業務」と位置付けた。