先週(2022年5月23日~5月27日)公開された記事や報道発表から、教育業界の動向を振り返る。子供のマスク着用リーフレット、不登校特例校の設置推進等、文部科学省からの発表が多数あった。また、6月1日以降に開催されるイベントを8件紹介する。
IGSは2022年5月30日、探究型学習で育成する「探究力」を評価する中学高校向けのパッケージツール「探究力測定」の提供を開始する。あわせて、監修を行った東京学芸大学大学院・西村圭一教授による学校関係者向けの説明会を6月2日にオンラインで開催。参加無料。
ポーラは朝日新聞社と共に、冊子「10代のためのジェンダーの授業」を作成。朝日新聞がキャリア教育支援のために主催しているプロジェクト「おしごとはくぶつかん」が毎年発行する教材「おしごと年鑑」に同梱し、2022年6月より全国の小中学校約3万校に寄贈する。
AI型教材「Qubena」を展開するCOMPASSは2022年5月26日、学習者を中心としたデータ利活用のための連携・協働プロジェクト「Qubena Connect」の一環として、EDUCOMが提供する統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」との連携を順次行っていくことを発表した。
リシードは、オンライン百科事典「ブリタニカ・スクールエディション」を提供するブリタニカ・ジャパン協賛のもと2022年5月20日、堀田龍也氏、竹林和彦氏を招き、「オンライン百科事典と学びの個別化」をテーマにウェビナーを開催した。
ベネッセこども基金とニューメディア開発協会は2022年5月24日、2022年度共同プロジェクト「病気療養の子どもがアバターロボットで学校生活に参加し『笑顔』になる。学び、体験のモデル拠点校支援事業」実施を発表。5月27日に、プロジェクト発表会をオンライン開催する。
ジャパン・トゥエンティワンは2022年5月23日、経済産業省「EdTech導入補助金2022」の対象事業に採択されたことを発表した。2022年度は愛知県豊橋市の17校、約3,500名の児童生徒がプログラミング教材「コードモンキー」を活用した学習に取り組む。
2022年5月11日から13日まで東京ビッグサイトで開催された第13回学校・教育総合展(EDIX)。情報通信総合研究所 特別研究員の平井聡一郎氏に、今年の会場のようすから、日本の教育ICTの行方について予想していただいた。
先週(2022年5月16日~5月20日)公開された記事や報道発表から、教育業界の動向を振り返る。教員免許について更新制廃止後の取扱い、英語教育実施状況調査の結果等、文部科学省からの発表が多数あった。また、5月24日以降に開催されるイベントを14件紹介する。
メディアオーパスプラス(MOP)は2022年6月1日、兵庫県神戸市の本社に「学びの映像スタジオ」を開設する。豊富な撮影実績に基づいて設計した専用スタジオで、オンデマンドからライブ配信まで幅広い利用シーンに対応した撮影環境と映像撮影サービスを提供する。
すららネットは、「すらら」「すららドリル」「ピタドリ」の算数・数学のドリル学習において、端末への手書き式に対応する「途中式判定機能」を2022年5月23日から実装する。メモ機能と、途中式の正誤および誤りの内容を自動的にフィードバックする判定機能をもつ。
民間教育業界向けにテキスト教材を出版する学書は2022年5月16日、Web上で学書のテキスト教材が購入できるオンラインショップ「学書SHOP」をリニューアルし、サマー練成等の夏期講習教材を追加した。Webサイトから会員登録後に利用可能。
アルファドライブは2022年5月16日より、企業内で新規事業の成長を加速させるプログラム「AlphaDriveアクセラレーションプログラム(ADAP)」の提供を開始した。第1号案件としてNTTドコモと高校生向けキャリア教育事業「はたらく部」を共創する。
COMPASSは2022年5月17日、AI型教材「Qubena(キュビナ)」が宮崎県都城市で正式採用され、2022年4月より全市立小中学校56校(小学3年生~中学3年生)の約1万1,000人で利用開始したことを発表した。
文部科学省は2022年5月17日、教育の情報化を進める際の疑問や相談に対応する「ICT活用教育アドバイザー」活用事業について、Webサイトに情報を掲載した。5月18日には、令和4年度(2022年度)ICT活用教育アドバイザー事業ポータルサイトを開設した。
Film Education Labは、2022年8月22日に「先生が授業で実践するための動画・映像制作 体験型研修プログラム」、8月23日・24日に「先生が動画・映像を使ってPBL学習を実践するためのドキュメンタリー制作 体験型研修プログラム」を開催する。チケットはPeatixで発売中。