教育業界ニュース
文部科学省は2023年8月31日、2024年度(令和6年度)国立大学の入学定員(予定)を発表した。学部の入学定員は、筑波大学など4大学の学部新設や入学定員の改訂により、前年度比440人増の9万6,067人。分野別では「理工」で366人増などが目立つ。
大学ファンドを通じて世界最高水準の研究大学の実現を目指す「国際卓越研究大学」について、文部科学省は2023年9月1日、東北大学を初回の認定候補に選んだと発表した。助成開始は2024年度(令和6年度)の予定。2024年度中には、次回の公募開始も予定している。
アドビは2023年8月31日、Adobe Creative Cloudを活用した角川ドワンゴ学園開発の動画編集や写真加工を学べる情報デザイン教材2点を一般公開した。ダウンロードは、13歳以上であれば無料で取得できるAdobe IDが必要となる。
大学入試センターは2023年9月1日、2024年度(令和6年度)大学入学共通テストの受験案内の配布を開始した。個人や高校・予備校などの単位で配布する。大学窓口での配布期間は10月5日まで。出願期間は9月25日から10月5日(消印有効)。
日本野球機構(NPB)は2023年9月30日、小中学校の教員を対象とした「ベースボール型」授業研究会をオンライン開催する。第1部と第2部で各150人を募集。参加は無料。申込みは9月20日までNPB公式Webサイトにて受付、応募多数の場合は抽選となる。
数学オリンピック財団は2023年9月1日から9月30日まで、第13回ヨーロッパ女子数学オリンピック(EGMO2024)一次選抜試験の受験者を募集する。一次試験は11月に実施し、その結果と2024年1月のJMO予選成績を加味し、EGMO2024の日本代表選手を決定する。
日本私立学校振興・共済事業団は2023年8月30日、2023年度「私立大学・短期大学等入学志願動向」を公表した。集計した600校のうち、定員割れの大学は前年比37校増の320校。大学全体に占める未充足校の割合は53.3%と、調査開始以降初めて5割を超え、過去最多を更新した。
凸版印刷とNHKエデュケーショナルは2023年8月29日、教育用メタバース空間での協業に向け開発に着手したことを発表した。開発するメタバース空間は、教室空間やコミュニティ空間、教育コンテンツなどで、おもに教育現場への提供を予定している。
みんなのコードは2023年8月31日、高校「情報I」の授業で利用できるプログラミング教材「プログル情報」に、新たに「問題集」機能を追加したと発表した。教員がオリジナル問題を作成して配信できる。
EDUCOMは2023年8月29日、「C4th」「スクールライフノート」の名簿情報を、Skyの「SKYMENU Cloud」と連携し、管理を一元化すると発表した。一度のユーザー認証で、複数サービスにログインできるシングルサインオンを採用し、12月より提供開始予定。
ミカサ商事は2023年9月16日、教職員向けICT活用セミナー「教育の未来を育む ~ Google for Educationで始まる公立小学校の新しい学びの冒険!~」をオンライン開催する。岡山県倉敷市立倉敷西小学校の的場功基教諭が「新しい学び」というテーマで講演する。参加費無料。
サンワサプライは、デスクにはめ込むだけで簡単に設置できる、布製のデスク落下防止ガード2種「FPG-2GY(JIS用)」「FPG-3GY(旧JIS用)」を発売した。価格はいずれも4,400円(税込)。
東京大学は2023年8月31日、マイクロソフトとグリーントランスフォーメーション(GX)とダイバーシティ&インクルージョン(D&I)、AI(人工知能)研究の推進に向けた連携に関する基本合意書を締結したと発表した。
甲南大学は2023年8月28日、神戸国際コミュニティセンター(KICC)と包括連携協定を締結。今後、協定に基づき、地域における国際交流や多文化共生の推進、2024年4月に甲南大学に新設される「グローバル教養学環」(STAGE)との教育プログラムの連携などを進める。
「放課後はゴールデンタイム」をビジョンに活動する放課後NPOアフタースクールは、日本財団の助成のもと自治体向け専門情報誌「放課後マガジン」を創刊。2023年7月発刊の創刊号を全国約2,000自治体に配布した。今後、10月、1・2月と年3回の発行を予定している。
文部科学省は2023年8月30日、2024年度予算の概算要求を発表した。⼀般会計の歳出予算は、対前年度比11.9%増の5兆9,216億円。このうち、GIGAスクール構想で配備した1人1台端末の更新費用として148億円を計上した。