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東京都「福祉キャリア教育プログラム」小中学校に提供…カスタマイズ可能

 東京都は、都内の小学校・中学校を対象に「福祉キャリア教育プログラム」を提供する。授業時間内での実施が可能で、VR職場体験やプレゼンコンテストなど、4つのプログラムから選択し、学校ごとにカスタマイズできる。

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令和8年度福祉キャリア教育プログラム
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 東京都は、都内の小学校・中学校を対象に「福祉キャリア教育プログラム」を提供する。授業時間内での実施が可能で、VR職場体験やプレゼンコンテストなど、4つのプログラムから選択し、学校ごとにカスタマイズできる。

 東京都の介護職員の需給推計によると、2030年度(令和12年度)に約4万7,000人の不足が見込まれるなど、福祉の現場で職員の確保が喫緊の課題となっている。東京都では、福祉人材の確保・育成・定着に向けたさまざまな施策を展開しており、その一環として小中学生を対象にデジタル技術なども活用しながら楽しく福祉の仕事について学べるプログラムを実施している。

 「授業時間内プログラム」は、都内の小中学校において、授業時間内で実施が可能。「VR職場体験」「オンデマンド動画の視聴」「オンライン交流プログラム」「プレゼンコンテスト」の4つのプログラムの中から、学校の希望や実情にあったものを選択し、オーダーメイドで授業を組み立てることができる。

 委託事業者(Blueberry)のスタッフが事前打ち合わせのうえ、必要に応じて授業をサポートするため、現場は最小限の負担で実施できるという。2025年度(令和7年度)は、小学校7校658人、中学校1校230人の計8校888人が参加した。

 「VR職場体験」では、VRゴーグルを使って、普段なかなか入ることのできない福祉の職場のようすが体感できる。デジタル技術を活用したリアルな没入体験を通じて、福祉業界や福祉の仕事に興味をもってもらうきっかけを作るという。

 「オンデマンド動画の視聴」では、福祉現場で働く職員が仕事の内容ややりがいなどを説明するオンデマンド動画を視聴し、業界や職種について学ぶ。介護・保育などの20代~30代の15職種以上のプロフェッショナルが、福祉の仕事について話をする。視聴後は、ワークシートを用いて動画を振り返り、理解を深める。

 「オンライン交流プログラム」では、オンライン会議ツールを用いて、学校の教室と福祉現場で働く講師をつなぎ、福祉の仕事について直接話を聞くことができる。講師へのインタビューを通じた双方向の学習が可能。子供たちに「ワクワク感」をもってもらうことを重要視したコンテンツだとしている。

 「プレゼンコンテスト」では、オンデマンド動画を視聴し、関心をもった職業に関するプレゼンテーションを作成、発表する。子供たちの探究心を引き出すことができるとともに、自分の考えをもつことや人に伝える力を養うことなど、キャリアの形成に必要なスキルも身に付くという。

 対象は、都内の小学校・中学校。プログラムの対象学年は、小学校中学年から中学生。費用は無料。VR視聴用の機材などは委託事業者で用意。オンデマンド動画の視聴とプレゼンコンテストは、GIGAスクール端末の使用を想定している。VR職場体験以外のプログラムについて、通信費などは学校の負担となる。

 実施期間は、2026年7月から2027年3月まで。具体的な実施日時などは、個別に調整する。実施希望校は、担当の教職員などが問合せフォーム、メール、電話のいずれかで問い合わせる。申込受付は2027年2月5日まで。

 このほか、学校を通さず、小中学生や保護者など希望者が個人で申し込み、参加できる「希望者向けプログラム」もある。

◆福祉キャリア教育プログラム(授業時間内プログラム)
実施期間:2026年7月~2027年3月
申込受付期間:2026年6月22日(月)~2027年2月5日(金)
対象:都内の小学校・中学校
※プログラムの対象学年は、小学校中学年~中学生
費用:無料
※VR視聴用の機材などは委託事業者で用意
※VR職場体験以外のプログラムの通信費などは学校の負担
※オンデマンド動画の視聴およびプレゼンコンテストでは、GIGAスクール端末の使用を想定
申込方法:担当の教職員などが問合せフォーム、メール、電話のいずれかで問い合わせる

《奥山直美》

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