ハンディは2026年4月21日、全国2,500校以上の高校が導入する「Handy進路指導室」において、旺文社とのデータ連携により、大学の総合型選抜・学校推薦型選抜(公募制)の情報提供を開始した。従来の指定校推薦情報に加え、年内入試の情報が検索可能となり、教員の業務負担軽減と生徒の主体的な進路選択の両立を目指す。
近年、大学入試における総合型選抜や学校推薦型選抜といった、いわゆる「年内入試」の割合が増加しており、進路指導における教員の負担が深刻化している。特に指定校推薦では正確性を担保するための多重チェックが必須となり、総合型選抜や公募制推薦では大学ごとに異なる形式の情報を収集するために膨大な時間を要していた。こうした教育現場の課題を解決するため、ハンディは教員の事務負担を削減し、本来の役割である「生徒との対話」の時間を創出することを目的にサービス開発を行った。
今回のアップデートでは、学校に届く指定校推薦の要項をAIが自動整理する仕組みに加え、旺文社が提供する入試データと連携。これにより、年内入試(総合型選抜・公募制推薦)情報の「一元管理」と「横断検索」が可能となる。大学や専門学校から届く指定校推薦要項をはじめ、大学の年内入試情報やオープンキャンパス情報などを「Handy進路指導室」うえに集約。教員は情報の一元管理による事務負担の軽減が、生徒はスマートフォンでの横断的な検索・閲覧ができるようになる。
また、従来は紙でファイリングされ、管理や検索に手間がかかっていた「受験報告書」を、教員がデジタルで一元管理できる機能も追加された。ペーパーレス化も推進し、進路指導における情報管理の負担を大幅に削減する。同サービスは、高校に完全無料で提供される。
今後は継続的な機能拡充を予定しており、2026年夏をめどに「一般選抜」に関する入試情報の追加掲載を計画している。これにより、年間を通じたあらゆる入試情報を網羅的に検索・管理できる環境を実現し、生徒の多様な進路選択をさらにサポートしていくとしている。
「Handy進路指導室 進学版」は、2025年4月より開始した高校向けサービス。大学や専門学校から届く指定校推薦要項を無料で自動的に一覧化・管理できる。AIおよびOCR(文字認識)技術を活用した独自の読み取り方法により、大学ごとに異なるフォーマットの推薦要項書をPDFでアップロードするだけで、必要な情報を自動で抽出・転記し、一覧形式にすることが可能。生徒への情報開示は学校ごとの方針にあわせて柔軟に設定できる。








