文部科学省は2026年3月30日、2025年度に中間評価対象となるスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校46校の評価を発表した。6段階中でもっとも高い評価に福井県立武生高等学校、次点に栃木県立栃木高等学校など5校が名を連ねた。
文部科学省は、将来の国際的な科学技術系人材の育成を図るため、科学技術、理科・数学教育に関する研究開発を行う高校などを「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に指定している。SSH中間評価では、事業の効果的な実施を図ることを目的に、指定3年目の学校を対象に、研究開発の進捗状況などを6段階で評価を実施。各校が研究開発などの内容を見直す機会としている。
2025年度に中間評価の対象となるのは、2023年度に新たに指定された開発型・実践型(指定期間5年)の46校。このうち、福井県立武生高等学校が6段階でもっとも高い「優れた取組状況」と評価。次点で、茗溪学園中学校高等学校、栃木県立栃木高等学校、兵庫県立龍野高等学校、愛媛県立宇和島東高等学校、鹿児島県立国分高等学校の5校が「これまでの努力を継続することによって、研究開発のねらいの達成が可能と判断される」と評価された。
また、茨城県立水戸第二高等学校、群馬県立前橋女子高等学校、新潟県立新発田高等学校、新潟県立長岡高等学校、愛知県立半田高等学校、三重県立津高等学校、大阪府立大手前高等学校、大阪府立高津高等学校、大阪府立四條畷高等学校の9校が「これまでの努力を継続することによって、研究開発の狙いの達成がおおむね可能と判断されるものの、あわせて取組改善の努力も求められる」とされた。
今回の結果をみると、一定程度以上の高評価を得た学校が32.7%(15校)あった一方、一層の改善努力が求められる学校が58.7%(27校)、助言等に留意し当初計画の変更等の対応を必要とする学校が8.7%(4校)認められた。なお、研究開発のねらいの達成が困難であり経費の大幅減額や指定解除が適当と判断された学校はなかった。
SSH中間評価の結果詳細は、文部科学省Webサイトから見ることができる。









