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弘前大、北海道北広島高校と高大連携協定を締結

 弘前大学は2025年11月25日、北海道北広島高校と「高大連携事業に関する協定」を締結した。高校段階から大学の教育資源に触れる機会を広げ、生徒の学習意欲向上や進路選択の深化につなげる。

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高大連携事業に関する協定調印式のようす
  • 高大連携事業に関する協定調印式のようす
  • (左から)協定書に署名する福田学長(弘前大学)と齊藤校長(北海道北広島高校)

 弘前大学は2025年11月25日、北海道北広島高校と「高大連携事業に関する協定」を締結した。高校段階から大学の教育資源に触れる機会を広げ、生徒の学習意欲向上や進路選択の深化につなげる。

 弘前大学が展開する高大連携事業では、大学の正規授業を開放する「高大連携公開講座」、研究の一端に触れられる動画コンテンツ「大学スタートナビ」、さらに体験型の「サマーセミナー」など、多様な学びのプログラムを提供している。今回の協定により、これらの教育研究資源やノウハウを生かし、北海道北広島高校の教育活動の充実と生徒の成長に寄与していく方針が示された。

 協定締結式には、北海道北広島高校から齊藤校長ら5名、弘前大学からは福田学長ら3名が出席。キャリア教育や大学進学支援など幅広い分野での連携強化へ期待が寄せられた。

 北海道北広島高校は、1978年(昭和53年)に北海道北広島市に開校した公立高校。現在は全年次7クラス、単位制の進学型普通科高校として、きめ細やかな学習指導を展開。一方、弘前大学では、高校生に大学への理解を深めてもらう目的で、高大連携関連事業を実施し、高校と連携した学びの場づくりを積極的に進めている。

《川端珠紀》

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