国際医療福祉大学(栃木県)と東福岡高等学校(福岡県)は2025年9月4日、同大の大川キャンパスにて高大連携協定の締結式を行った。医療・福祉分野の出前講義や大学施設を利用した実習、医療体験プログラムなどを実施し、国際的な視野と高度な専門性を備えた人材の育成を目指す。
国際医療福祉大学は、日本初の医療福祉の総合大学。全国にキャンパスと附属医療機関を展開し、多職種が連携して学ぶ「チーム医療・チームケア教育(IPE)」や、1年次からの早期臨床実習、海外との医療連携や国際協力に取り組むグローバル教育など、医療福祉分野における先進的な人材育成を実践。「グローバルに活躍できる人材の育成」という視点からも、多くの学生に学びの場を提供している。
今回の高大連携協定には、大学教員が高校での出張講義や指導を行うこと、大学生が高校の授業や活動に参加し、高校生の学習支援をすること、高校生が大学の授業や活動に参加すること、高校生が大学の図書館などの施設を利用すること、教育についての情報交換や交流、そのほか双方が協議して同意した内容が含まれる。
2025年度に医療・福祉分野の出前講義、大学施設を利用した実習や医療体験プログラムなどをすでに実施。この協定を通じて、国際的な視野と高度な専門性を備えた医療・福祉分野で活躍する人材の育成に繋げていきたいとしている。