青森県教育委員会は2025年11月14日、県内の公立小・中・高・義務教育学校・特別支援学校へ派遣するスクールソーシャルワーカーの募集を公表した。募集人数は計23名。申込期限は12月17日まで。
青森県教育委員会では、学校における教育相談体制の充実や教員の資質向上の目的とし、福祉など専門的な知識や技術を有する者などをスクールソーシャルワーカーとして、公立小・中・義務教育学校・高等学校・特別支援学校へ派遣している。
任用期間は、2026年4月1日から2027年3月31日まで。1か月の条件付き採用期間があり、この期間を良好に勤務した場合に正式採用となる。勤務成績が良好で本人が希望する場合、最大2年まで公募なしで再任用される可能性がある。
職務内容は「問題を抱える児童生徒が置かれた環境への働きかけ」「関係機関などとのネットワークの構築・連携・調整」「学校内におけるチーム体制の構築・支援」「保護者・教職員などに対する支援・相談・情報提供」「教職員などへの研修活動」など。
応募資格は、社会福祉士や精神保健福祉士などの福祉に関する専門的な資格を有する者、または過去に教育や福祉の分野において活動経験の実績などがあり、教育や福祉に関して専門的な知識や技術などを有する者など。
勤務形態は、1週間につき3日程度。1週間につき29時間を超えず、1日につき7時間45分を超えない範囲内で、年間600時間。報酬は、有資格者が1時間あたり3,000円、準ずる者が1,800円。そのほか支給要件に応じて通勤費用弁償などが支給される。社会保険などが適用される場合は、地方公務員等共済組合法、厚生年金保険法、雇用保険法に定めるところによる。
募集人数と配置先は、「東青教育事務所内」3名(1名で上限300時間の業務)、「西北教育事務所内」3名、「中南教育事務所内」4名、「上北教育事務所内」4名、「三八教育事務所内」3名、「北斗高等学校内」1名(上限150時間の業務)、「五所川原高等学校内」1名、「三沢高等学校内」1名、「田名部高等学校内」1名、「八戸中央高等学校内」1名(上限200時間の業務)、「七戸高等学校内」1名(上限100時間の業務)の計23名。
応募方法は、必要書類を「青森県教育庁学校教育課 生徒指導支援グループ」に提出する。具体的な活動などの問合せも受け付けている。募集期間は、12月17日。志願者を確認後、面接日程が後日連絡される。詳細は、青森県教育委員会Webサイトで確認できる。









