グッドワークスは、小中高の教育機関向けに生成AIを活用した情報科目の学習補助Webアプリ「Tech Nexus(テックネクサス)」を開発し、2025年11月1日よりサービスの提供を開始した。
同サービスは日本のIT人材不足という社会課題に対し、教育現場からのアプローチで解決を図るべく、現場の先生たちに寄り添いながら開発を進めた。Tech Nexusには「情報I」の支援を通じて、ITの本質的な面白さに触れる機会を子供たちに届けたいという想いが込められている。
グッドワークスは、ソフトウェア開発、社会インフラ構築、プロジェクトマネジメントといったITソリューション事業を通じて、社会のDX化を推進している。今回開発したTech Nexusは、小中高の教育機関に特化した生成AI活用型の情報科目の学習補助Webアプリだ。
同アプリは学習指導要領に準じたオンライン教材と、演習問題(個人向け・チーム向け)を使い、チーム活動によって情報科目の学習を進めることができる。また、小中高校のレベルに合わせたAIチャット機能がついているため、不明な点は質問すれば、チャットが答えてくれる。
小学校・中学校の探究学習で使用する場合、「生成AI入門」「情報リテラシー」など授業にそのまま使える教科書スライドのダウンロードが可能だ。また、高校の「情報I」の授業で活用する場合、スライドに加えて4つのコースに分かれた年間授業計画とルーブリックも使用することができる。
「情報I」は新設科目のため未対応の学校が多く、指導する先生自身が教科書の幅広い内容からどの単元を選択し、どの順番で授業を行うかといった年間授業計画策定に苦慮する傾向にある。Tech Nexusでは、そうした授業計画策定もサポートする。
Tech Nexusでは、4つのコースを用意している。2025年11月1日のローンチ時点では「(1)プログラミングコース」が利用できる。今後、その他3つのコースも順次リリースをしていく予定。
(1)プログラミングコース(2025年11月公開)
(2)データサイエンスコース(Coming Soon)
(3)情報セキュリティコース(Coming Soon)
(4)高度システム開発コース(Coming Soon)
現在、Tech Nexusのローンチを記念して、無料トライアルキャンペーンを実施している。全国の教育委員会、小中高の学校関係者、高校の情報化担当教員、小学校・中学校の技術担当/ICT担当教員がおもな対象。なお、同キャンペーンは予告なく終了する場合がある。








