岩手県教育委員会は2025年9月25日、2026年度(令和8年度)岩手県公立学校教員採用候補者選考試験の最終合格者と実施状況を発表した。一般選考の採用候補者数は、前年度比22人増の339人。最終倍率は2.3倍となった。
2026年度岩手県公立学校教員採用候補者選考試験は、7月12日に第1次選考と大学3年生選考、8月中旬~9月中旬に第2次選考を実施。特別選考は、書類による第1次選考を経て、6月上旬~中旬に第2次選考を行った。
9月25日には、一般選考第2次選考の合格者を発表。あわせて2026年度岩手県公立学校教員採用候補者選考試験の実施状況を公表した。
一般選考では、全校種あわせて前年度比22人増の339人が採用候補者に決定した。採用候補者の内訳は、小学校130人(前年度と同数)、中学校93人(前年度比5人増)、高校60人(前年度比8人増)、特別支援学校26人(前年度比1人増)、養護教諭30人(前年度比8人増)。
倍率(1次受験者・免除者/採用候補者)は、全体で前年度比0.2ポイント減の2.3倍。校種・職種別にみると、小学校1.7倍(前年度1.8倍)、中学校2.2倍(前年度2.6倍)、高校3.4倍(前年度4.0倍)、特別支援学校2.3倍(前年度2.4倍)、養護教諭2.6倍(前年度3.1倍)となった。
特別選考では、大学推薦特別選考で小学校4人、特別支援(小学校)1人、養護教諭1人、幼稚園教諭経験者特別選考で8人が合格した。社会人特別選考の採用候補者はいなかった。大学3年生選考では163人が1次合格者となった。
詳細は、岩手県教育委員会のWebサイトから確認できる。