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北海道の教員採用、1次合格1,983人…札幌市は783人

 北海道教育委員会と札幌市教育委員会は2025年7月18日、2026年度北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考の第1次検査結果を公表した。第1次検査合格者数は、北海道採用希望が1,983人、札幌市採用希望が783人。第1次合格倍率は、北海道1.1倍、札幌市1.6倍だった。

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2026年度北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査 第1次検査結果
  • 2026年度北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査 第1次検査結果
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 北海道教育委員会と札幌市教育委員会は2025年7月18日、2026年度(令和8年度)北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考の第1次検査結果を公表した。一般選考・特別選考の第1次検査合格者数は、北海道採用希望が1,983人、札幌市採用希望が783人。第1次合格倍率は、北海道1.1倍、札幌市1.6倍だった。

 2026年度北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考の第1次検査は、6月15日に7地区9会場で実施。7月18日に第1次検査合格者の受検番号と第1次検査結果を発表した。

 北海道採用希望は、志願者2,195人のうち、2,131人(併願による重複計上を除く)が第1次検査を受検し、1,983人(同)が合格した。第1次検査の合格倍率は1.1倍。受検区分別では、栄養教諭1.7倍がもっとも高く、ついで高等学校1.3倍だった。

 札幌市採用希望は、志願者1,298人のうち、1,272人が第1次検査を受検し、783人が合格した。第1次検査の合格倍率は1.6倍。受検区分別では、養護教諭4.5倍がもっとも高く、栄養教諭3.3倍、中学校・高等学校1.8倍と続いた。

 一方、大学3年生などを対象にしたプレ選考では、北海道採用希望で790人が受検し、767人が通過した。通過率は97.1%。札幌市採用希望では、401人が受検し、335人が選考を通過した。通過率は83.5%だった。通過者は、2027年度(令和9年度)北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考の第1次検査のうち教養検査が免除となる。

 今後は、8月1日から3日にかけて、第2次検査として面接検査や実技検査などを5地区9会場で実施。9月26日に最終選考結果を発表する。

《奥山直美》

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