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認定日本語教育機関活用促進事業、全国公募へ…文科省

 文部科学省は2025年6月2日から、質の高い日本語教育を提供する体制を整備するため、好循環モデルの組成に挑戦する認定日本語教育機関等を全国から公募する予定。全体統括は認定日本語教育機関活用促進事業の委託先であるデロイトトーマツコンサルティングが担う。

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 文部科学省は2025年6月2日から、質の高い日本語教育を提供する体制を整備するため、好循環モデルの組成に挑戦する認定日本語教育機関等を全国から公募する予定。全体統括は認定日本語教育機関活用促進事業の委託先であるデロイトトーマツコンサルティングが担う。

 認定日本語教育機関活用促進事業は、日本語教育機関等で質の高い日本語教育を提供する体制を整えるため、好循環モデルの創出・普及を目指す文部科学省の委託事業。委託先のデロイトトーマツコンサルティングがコーディネートを行い、認定日本語教育機関等を中核とした企業や自治体、大学・専門学校等との連携体制を構築。外国人を雇用する企業等からの教育投資をもとにして、認定日本語教育機関等がニーズに応じた質の高い教育を提供するモデルの確立・普及を行う。

 好循環モデルの組成に挑戦する認定日本語教育機関等の全国公募は、6月2日より募集を予定。採択数は22件程度。採択団体の希望に応じて、1団体あたり1,000万円程度を補助する。

 公募条件は、認定日本語教育機関等(認定日本語教育機関または2028年度までに認定申請を予定する日本語教育機関)を含む体制を構築すること。同事業で連携する連携先のうち、最低1つ以上から参加表明を得ていること。2026年度以降、同事業で取り組んだ内容を継続する意思があることなど。

 申請団体は、1法人のみまたは、複数法人によるコンソーシアムのいずれも可。現時点の情報は暫定であり、詳細な公募要領は、後日公表予定となっている。

《川端珠紀》

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