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カンコー学生服と中体連が連携協定、全中大会運営で協力

 カンコー学生服と日本中学校体育連盟(日本中体連)は2025年4月10日、全国中学校体育大会(全中)の運営に関する包括連携協定を締結した。連携により、持続可能な大会運営の実現を目指す。

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包括連携協定調印式
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 カンコー学生服と日本中学校体育連盟(日本中体連)は2025年4月10日、全国中学校体育大会(全中)の運営に関する包括連携協定を締結した。連携により、持続可能な大会運営の実現を目指す。

 全中は全国の中学生にとって競技力向上だけでなく、スポーツを通じた心身の成長の機会となる重要な大会だ。しかし近年、少子化の進行や、大会運営を担う教職員の負担増加などにより、持続的な大会運営が課題となっている。

 包括連携協定のもと、カンコー学生服は日本中体連と連携し、全中の持続可能な大会運営の実現を目指す。長年にわたり教育現場に関わってきた知見を生かし、スポーツを通じた全国の中学生の成長に寄与していく。

 協定の連携協力内容は、「大会開催計画に関すること」「競技別運営の支援に関すること」「自治体との連携に関すること」「協賛の新規契約および継続契約に関すること」「広報活動、啓発イベントに関すること」「その他、連携推進に必要な事項に関すること」の6項目。

 調印式は4月10日午後2時30分から、東京都新宿区霞ヶ丘町のJapan Sport Olympic Squareで行われた。日本中体連からは青海正会長、新宮領毅専務理事、平本浩実事務局長が、カンコー学生服からは尾崎茂代表取締役社長、真鍋洋志取締役が出席した。

 日本中体連は1989年に財団法人として設立され、2011年に公益財団法人へ移行。おもな活動として、全中の開催や部活動に関する調査・研究、会報発行、体育用品の推薦などを行っている。全国規模の大会運営や研究を通じて、中学校体育の発展と充実を図る役割を担っている。

 一方のカンコー学生服は、1854年に岡山県倉敷市児島で創業。全国1万5,000以上の学校に制服・体操服を納入している。学校制服・体操服を通じて、子供たちと学生生活を支えるすべての人々に寄り添い、さまざまな社会課題を解決するスクールソリューションカンパニーだ。

《風巻塔子》

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