コカ・コーラボトラーズジャパンと東武トップツアーズは2024年9月25日、2025年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)を通じた、中学生以上向けの「探究学習型修学旅行プログラム」を開発したことを公表した。循環型社会や生物多様性等のプログラムをとおして、問題解決に取り組む力などを育むことができるという。
「探究学習型修学旅行プログラム」は、大阪・関西万博のシグネチャーパビリオンのスポンサーである両社が、子供たちに社会課題の解決に取り組む機会を提供することで、万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現に寄与できると考え、開発したという。
中学生以上を対象に、両社の協賛パビリオンと親和性の高い「循環型社会」「生物多様性」「DE&I(ダイバーシティ、エクイティー&インクルージョン)」を学習テーマとした、修学旅行前の事前学習と万博会場内での実地研修、修学旅行後の事後学習を提供する。
一例として、「循環型社会」をテーマとしたプログラムでは、事前学習でコカ・コーラボトラーズジャパンが推進する使用済みPETボトルをリサイクルしたうえでPETボトルとして再生し用いる「ボトルtoボトル」に関する取組みをはじめ、循環型社会に関する授業を実施。その後、実地研修として、万博会場内で行われているSDGsに対する取組みを学習する。資源循環がどのように行われているかなどを見聞きし、今後自分がどのようなSDGs達成に貢献できるかを考える。
また、「DE&I」のプログラムでは、事前学習として、コカ・コーラボトラーズジャパンのパラ・デフアスリートやアスリートによる講義などを実施した後、実地研修として万博「いのちの遊び場 クラゲ館」や会場内施設を訪問。多様な存在価値について学習し、すべての人が活躍できる未来についてのレポート作成などを行う。
コカ・コーラボトラーズジャパンと東武トップツアーズは、プログラムの提供をとおして子供たちが自ら考え、問題解決に取り組む力を育む機会を創出することを目指していくとしている。プログラムについての詳細は、東武トップツアーズまで問い合わせてほしい。