和歌山県教育委員会は2024年9月17日、2025年度(令和7年度)和歌山県公立学校教員採用候補者選考試験の最終合格者および、今後実施予定の「秋選考」の実施要項を公表した。
2025年度和歌山県公立学校教員採用候補者選考試験は、1次試験を6月15日、2次試験を8月8日~23日にかけて実施。募集人員278人に対し1,033人が受験し、1次試験合格者は560人、2次試験では275人が合格した。最終合格倍率(受験者数/最終合格者数)は前年度比0.3ポイント増の3.8倍。
校種別の倍率(前年度倍率)は小学校2.9倍(2.5倍)、中学校4.2倍(3.7倍)、中高共通9.4倍(5.5倍)、高校3.3倍(5.2倍)、特別支援学校2.7倍(2.5倍)、養護教員6.0倍(14.0倍)、栄養教諭8.0倍(15.0倍)となった。
和歌山県ではこのあと、和歌山県外の現職教員等および和歌山県内の国公立学校の常勤講師等を対象とした2025年度(令和7年度)和歌山県公立学校教員採用候補者選考試験の「秋選考」を11月2日に実施する。試験は小論文(資料の読解を含む)、適性検査(一部、免除者あり)、個人面接(自己アピールを含む)。
選考試験を実施する校種は「小学校」「特別支援学校」で、いずれも募集人数は若干名。受験資格については、実施要項(概要版)に記載の受験資格の一部を変更。「出願時において、本県の国公立学校の常勤講師として在職し、在職期間が通算5年以上の勤務実績がある人」と記載個所の常勤講師等について、「実習助手、寄宿舎指導員を含む」こととしている。
秋選考への出願は、電子申請にて9月25日午前10時~10月7日午後5時30分まで受け付ける。実務経験証明書等の提出は10月9日(消印有効)まで、受験票の交付は10月22日にメールで送付予定。選考試験当日の11月2日は、460円分の切手を持参すること(選考結果通知分)。合格発表は11月27日午前10時以降を予定している。