京都府教育委員会は2024年5月31日、2025年度（令和7年度）京都府公立学校教員採用選考試験の志願状況を発表した。志願者総数は、前年度比126人減の1,622人。倍率は4.1倍で、前年度から0.6ポイント低下した。新設の大学3年生等チャレンジ選考には、151人が出願した。
2025年度京都府公立学校教員採用選考試験は、4月10日から5月10日まで出願を受け付けた。志願者総数は、前年度比126人減の1,622人。2025年度採用見込者数400人程度に対する志願倍率は、前年度比0.6ポイント減の4.1倍となった。
一般選考の校種等別の志願者数は、小学校・特別支援学校小学部444人（前年度比53人減）、中学校・特別支援学校中学部416人（前年度比32人減）、高等学校・特別支援学校高等部503人（前年度比18人減）、特別支援学校115人（前年度比16人減）、養護教諭102人（前年度と同数）、栄養教諭34人（前年度比3人増）。養護教諭と栄養教諭以外の校種で、前年度より志願者が減少した。
志願倍率は、小学校・特別支援学校小学部3.0倍（前年度3.6倍）、中学校・特別支援学校中学部5.2倍（前年度6.4倍）、高等学校・特別支援学校高等部4.6倍（前年度5.0倍）、特別支援学校2.3倍（前年度2.6倍）、養護教諭10.2倍（前年度20.4倍）。
このほか、スペシャリスト特別選考に2人、セカンドキャリア特別選考に1人、障害者特別選考に5人が出願した。
一方、初の実施となる「大学3年生等チャレンジ選考」には、151人が応募した。大学3年生等が、第1次試験の内容を受験することができる。校種別の志願者数は、小学校・特別支援学校小学部60人、中学校・特別支援学校中学部51人、高等学校・特別支援学校高等部35人、特別支援学校5人。
第1次試験は、筆記試験を6月15日に終え、面接試験を6月29日・30日・7月6日・7日のうち指定する1日で実施。1次試験の結果は、8月1日に通知予定。第2次試験は、実技試験を8月15日・16日のいずれか1日、面接試験を8月18日から24日のうち指定する1日で行う。選考結果の発表は9月19日を予定している。
