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AI型教材「キュビナ」無償利用の自治体募集

 COMPASSは2024年6月10日、学習eポータル+AI型教材「キュビナ」の新規利用自治体の募集を開始した。「キュビナの働き方改革支援実証」実施にともなうもので、2024年8月~2025年3月末の期間中、無償で「キュビナ」を利用できる。

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学習eポータル+AI型教材「キュビナ」無償利用の自治体募集
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 COMPASSは2024年6月10日、学習eポータル+AI型教材「キュビナ」の新規利用自治体の募集を開始した。「キュビナの働き方改革支援実証」実施にともなうもので、2024年8月~2025年3月末の期間中、無償で「キュビナ」を利用できる。

 社会の急激な変化が進む中、子供たちが自立的に生きる力を育成するため、学校教育にはより一層の充実が求められている。一方で、学校が抱える課題は学習指導のみならず、より複雑・困難化しており、それにともなう教職員の業務の多忙化は喫緊の課題として、早急な解決が求められている。

 そこで今回、COMPASSは「キュビナ」の活用により、教職員の業務削減・効率化の推進を目的とした「キュビナの働き方改革支援実証」を実施。「キュビナ」を利用した働き方改革の実証、教員の働き方の変容についての検証、「キュビナ」の学習ログとアセスメントによる学力向上についての検証を予定している。

 学習eポータル+AI型教材「キュビナ」は、AIが児童生徒ひとりひとりの習熟度にあわせて最適な問題を出題するアダプティブラーニング教材。小中学校の算数/数学・英語・国語・理科・社会の5教科に対応している。子供たちの学びの基礎となる知識技能の習得だけではなく、授業や準備、生徒指導、成績処理など教職員の多くの業務をテクノロジーによって支援し、業務削減・効率化へ大きく寄与できるサービスだという。

 COMPASSでは、実証に参加できる自治体の募集を開始。参加する自治体では、対象となる2024年8月~2025年3月末の期間中、「キュビナ」を小中学校全校にて無償で利用でき、また次年度以降の利用時には優遇価格が適用される。実証に参加希望の自治体は、Webサイトの申込専用フォームから申し込む。応募締切は7月31日。

◆キュビナの働き方改革支援実証 新規利用自治体募集
募集期間:2024年6月10日(月)~7月31日(水)
募集対象:自治体の教育委員会
利用対象:全小中学校、全学年
※実証の対象となるのは、そのうちの小中2校ずつのみ
無償利用期間:2024年8月~2025年3月末
申込方法:Webサイトの申込専用フォームより
応募条件:
・過去に「キュビナ」の無償トライアルなどを利用していないこと
・実証結果の公開に同意すること
・実証対象として、1学年あたり計100人以上の母集団があること(対象学年数は問わない)
・「キュビナ」のサービス開発ヒアリングに協力すること
・次年度以降の「キュビナ」の有償利用を前向きに検討できること

《木村 薫》

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