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個別最適で協働的な学びを実現する「複線型授業」…Google for Education

 Google for Educationは2024年5月7日、個別最適で協働的な学びを実現する「複線型授業」の動画をYouTubeにて公開した。子供主体で学びを進める「複線型授業」を進める富山市立芝園小の取組みについて紹介している。

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[Japan] 個別最適で協働的な学びの最前線!子ども主体で学びを進める“複線型授業”とは(富山市立芝園小学校)
  • [Japan] 個別最適で協働的な学びの最前線!子ども主体で学びを進める“複線型授業”とは(富山市立芝園小学校)
  • [Japan] ある日の授業を有識者が徹底解剖!個別最適で協働的な学びを実現する“複線型授業”を詳しく解説(富山市立芝園小学校)

 Google for Educationは2024年5月7日、個別最適で協働的な学びを実現する「複線型授業」の動画をYouTubeにて公開した。子供主体で学びを進める「複線型授業」を進める富山市立芝園小の取組みについて紹介している。

 Google for Educationは、個別最適で協働的な学びを実現する「複線型授業」について紹介する2つの動画を公開した。今、学校現場では、クラウドと1人1台端末を最大限活用し、これまで以上に「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実が求められている。この学びの実現に向けて、従来より行われてきた先生主導の一斉型の授業にとらわれない、子供主体で学びを進める「複線型授業」を進める富山市立芝園小の取組みについて紹介している。

 「個別最適で協働的な学びの最前線!子ども主体で学びを進める“複線型授業”とは(富山市立芝園小学校)」の動画では、複線型授業のようすや3つのポイントを紹介。複線型授業では、学習課題、学習過程、学習形態の3つを指標とし、数値化する。先生は授業前にどの程度、先生が率先して決定するか、子供に委ねるかを10段階の数値で決定し、子供に自己決定させる意識をもちながら授業を実施しているという。実際に、決定した数値で行われた授業のようすを見ることができる。

 「ある日の授業を有識者が徹底解剖!個別最適で協働的な学びを実現する“複線型授業”を詳しく解説(富山市立芝園小学校)」の動画では、中島雅国先生による6年生の社会科授業「私が見た日本の歴史」を解説している。まずは、一斉授業を実施。その後、子供たちは個人または協働で追求していく。そして、授業冒頭に予告した通り、振り返りの時間を設ける。ひとりひとりアウトプットしていくことで、メタ認知を行いながら、次の授業に学習したことを生かしていくことができるようになったという。そのほか、1人の子供に着目し、複線型授業でどう行動し、個別最適で協働的な学びに取り組んでいるのかを解説している。

《いろは》

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