LINEみらい財団は2024年5月17日、学校における情報モラルや情報活用に関する教育の充実をサポートするべく「GIGAワークブック2024 活用サイト」を新たに公開した。課題に応じて適切な教材を見つけられるツールや、情報モラル教育の年間指導計画が作成できるツールを無償で提供する。
活用サイトでは、LINEみらい財団が提供する教材「GIGAワークブック」を活用した授業の組み立てや、一貫性のある教育プログラムが円滑に進められるよう、「GIGAワークブック」の「コンテンツ逆引きツール」と「年間指導計画作成ツール」を提供する。
コンテンツ逆引きツールは、「GIGAワークブック」の中から適切なコンテンツを見つけることができるツール。児童・生徒の学年や身に付けてもらいたい内容、情報の活用場面、活用スキルなど、さまざまな条件で検索をかけ、必要なコンテンツを絞り込み、授業実施につなげるようサポートする。
年間指導計画作成ツールは、児童・生徒の学年やおもに身に付けてもらいたい内容、授業頻度に応じて、情報モラルや情報活用に関する年間指導計画を即座に作成。単発の授業で終わることなく、年間を通して教科を横断しながら一貫性のある教育プログラムが円滑に実施できるようになる。
今回公開した活用サイトとサポートツールは、LINEみらい財団と常葉大学教育学部・酒井郷平准教授が共同で開発。誰でも無償で使えるようWebサイト上で提供している。