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学校向け体験型カリキュラム「教えない授業」無償提供

 夢ふぉとは2024年4月15日、自治体、教育委員会、小中高等学校、幼保施設などを対象に、「教えない授業」の無償提供を開始した。1~3コマで実施可能な「じぶん図鑑・じぶん物語」「わたしの夢・志」「いのちの授業」「自分発見・キャリア開発」を利用できる。

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 夢ふぉとは2024年4月15日、自治体、教育委員会、小中高等学校、幼保施設などを対象に、「教えない授業」の無償提供を開始した。1~3コマで実施可能な「じぶん図鑑・じぶん物語」「わたしの夢・志」「いのちの授業」「自分発見・キャリア開発」を利用できる。

 「教えない授業」は、Web上のシステムで写真などを使って制作し、じぶん発表会を行い、気付きや発見を促す体験型の授業カリキュラム。これまで全国100校以上の小・中・高校を訪問し、授業カリキュラムを提供してきたが、今回より誰でも自由にWeb上から無料登録・実施することができる。

 「教えない授業」は、従来型の頭を使った知識を学ぶ外的な学びではなく、テーマに沿って生徒自身の写真を使い、心を使って感情と想像力を引き出し、気付きやきっかけを生む内的な学びを促す。授業後は、生徒自身が他者とのつながりを再確認し、発表しあうことで相互理解を深め、自己肯定感を育む。また、心から本当に好きなことや感情をともなう、やりたいことを発見するキャリア教育にも役立つという。

 今回、無償提供する4つの授業は、「じぶん図鑑・じぶん物語」「わたしの夢・志」「いのちの授業」「自分発見・キャリア開発」。すべての授業が1コマから実施可能。しっかり取り組みたい場合は、導入・制作発表の3コマを推奨している。制作した「じぶん図鑑」などのパネルはPDFで保存可能で、A4・A3用紙などに印刷し、作品として教室展示することもできる。

 対象は、全国の自治体、教育委員会、小・中・高等学校、幼稚園・保育園など、子供たちの教育に関わる団体。先生が授業用サイトからアカウントを新規登録・ログインすることで利用できる。事前準備は、制作ソフトのアカウント配布と保護者向け資料の「日時・学校欄」変更等のみとなる。

 Webサイト内には、先生の負担を軽減するための資料や、保護者に配布する案内文章などがコースごとにすべて用意されている。コース詳細などは、Webサイトで確認できる。

《いろは》

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