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進研ゼミ、習いごとや塾代など各自治体の助成事業に対応

 ベネッセコーポレーションの通信教育講座「進研ゼミ」などは2023年10月より、各自治体が実施する習いごとや塾代などの助成施策向けの受講対応を開始した。現在は大阪市と千葉県南房総市の助成事業に対応。専用ページからオンライン上で個別対応する。

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 ベネッセコーポレーションの通信教育講座「進研ゼミ」などは2023年10月より、各自治体が実施する習いごとや塾代などの助成施策向けの受講対応を開始した。現在は大阪市と千葉県南房総市の助成事業に対応。専用ページからオンライン上で個別対応する。

 昨今、多くの自治体では、家庭の所得格差や、自治体ごとの民間教育インフラの差などさまざまな視点から、子供の習いごと・塾代などを助成し、学習環境を支援する施策が加速。地域の塾やスポーツ教室などに加えて、通信講座に対する助成対応のニーズも多いという。

 助成施策向けの受講対応にあたっては、各自治体で異なる適用条件に対応することや、利用者から各自治体が発行する「助成カード」「助成券」の提示など、通常の対応とは異なる受講サポート業務を正確・円滑に行うことが重要となる。

 そこでベネッセでは、新たに各自治体の制度ごとにナビゲーションする専用ページ「進研ゼミ助成金制度のご案内」を設置。迅速に受講申請ができるよう、利用者とのやりとりをすべてオンラインで完結する。

 11月20日時点で、大阪市「習い事・塾代助成事業」、千葉県南房総市「学校外教育サービス利用助成事業」に対応。利用希望者は、専用Webサイトから対象自治体や必要事項を確認のうえ、手続きする。なお、今後の事業者参画への対応についても、各自治体の制度条件や対応する商品・サービス、学年などの要望を確認し、両者で調整のうえ決定していくとしている。

 利用にあたっての自治体担当者からの問合せについては、ベネッセのWebサイト問合せフォームから受け付けている。

《川端珠紀》

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