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ベネッセと慶大、宇宙・AI人材育成で協定…3年で1万人受講へ

 ベネッセコーポレーションと慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科は、宇宙やAIなどの複合領域で活躍する人材育成を目的とした連携協力協定を締結した。

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受講生の学びの流れと両者の主な連携協力
  • 受講生の学びの流れと両者の主な連携協力

 ベネッセコーポレーションと慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(慶應SDM)は、宇宙やAIなどの複合領域で活躍する人材育成を目的とした連携協力協定を締結した。今後3年間で1万人以上の受講を目指す。世界的な学習プラットフォーム「Udemy(ユーデミー)」の知見と大学の実践的な教育を融合させ、学生や社会人の学びの高度化と機会拡大を図る。

 近年、宇宙ビジネスやAIなどの複合領域では、単一の専門知識だけでは実社会の課題対応が難しく、領域横断的な理解と実践力が求められている。また、育児や介護などで一度現場を離れた人材や、新分野への挑戦を志向する社会人のアップスキリング・リスキリングに向けた環境整備の重要性も高まっている。

 両者はこれまで、文部科学省の2024年度(令和6年度)宇宙航空科学技術推進委託費に採択された「UNIVERSE UNIVERSITYプログラム」を通じて、宇宙ビジネス人材の育成で協力関係を築いてきた。同プログラムの研究代表者は、同研究科の神武直彦教授が務めている。

 今回の協定では、産学官連携による社会課題解決と高度専門人材育成に実績のある慶應SDMの学際的な教育研究と、ベネッセコーポレーションが持つ教育プラットフォームの運営やコンテンツ配信の知見を連携させる。学術的知見に基づく体系的な教育と、実社会の動向を踏まえた実践的な学習を同時に提供できる点が最大の特長だ。

 今後は、理論と実践、自然科学と人文社会科学の多様な観点から解説を行う教育コンテンツを開発する。さらに、これらを活用したプログラムの開発や、国際機関、企業、教育機関と連携した実証を推進。国内外の社会人や学生を対象とした継続的な学習機会の提供を通じて、先端分野の人材基盤強化に貢献していく。

《吹野准》

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